武藤拓郎

2024/9/5

インド史 南アジアの歴史と文化

インダス文明に起源を持ち、思想、数学、仏教など、独自の文化を育んできたインド。多様な民族、言語、宗教を包含する国民国家はいかに生まれたのか。成長著しい大国の通史を第一人者が描き出す。 Amazon Amazon 電子書籍

2024/9/5

遊牧民から見た世界史

遊牧民の視点から眺めると世界史が違って見えてくる。スキタイ、匈奴から、テュルク、ウイグル、キタイ、モンゴル帝国まで、膨大な原典史料をもとに草原の民の視点から人類史を描き直す。ロングセラー文庫の増補版。 松岡正剛が2011年2月「千夜千冊」でも取り上げた本書。巻頭に「増補版のための追記」を加筆をしています。 Amazon 楽天市場

2024/9/5

先住民から見た世界史

殺戮、奴隷化、疫病による大量死――先住民の悲劇とグローバル化のはじまり コロンブスが15世紀に持ち帰った中南米原産のトウモロコシや、その後に伝わったジャガイモは、ヨーロッパの人口増加に大きく貢献した。他方、アメリカ大陸へ持ち込まれた疫病は、先住民の急激な人口減少を引き起こす。世界の食卓を豊かにした作物の伝播は、のちに「コロンブスの交換」と呼ばれるが、先住民にとっては略奪や侵略に他ならなかった。南米アンデスをフィールドに農学と人類学を研究する著者が描く、もう一つの世界史。 (本書は、『コロンブスの不平等交換 ...

2024/9/5

馬の世界史

馬は、人間の社会のなかで、多種多様な役割を担わされてきた。人が馬を乗りこなさなかった、歴史はもっと緩やかに流れていただろう。馬から歴史を捉え直す。 Amazon 新書 Amazon 電子書籍 楽天市場 新書 楽天市場 電子書籍

2024/9/5

古代文明と気候大変動

地球は1万5000年前、氷河期を終えて温暖化を迎えた。この「長い夏」に生まれた古代文明は、やがて洪水や旱魃などの自然災害に翻弄され、滅んでいく。気候と歴史のダイナミックな物語。 Amazon 新書 Amazon 電子書籍 楽天市場 新書 楽天市場 電子書籍

2024/9/5

食と文化の謎

インドでは牛を食べない.イスラム教徒は豚を避ける.ダイエット国アメリカでも低カロリーの馬肉は食べない.人間が何を食べ,何を食べないかはどうして決まるのか.人類学・経済学・医学・生物学・栄養学などの膨大な知見と楽しいエピソードを満載.最善採餌理論によって食と文化の謎を解く,異端の人類学者の文化論. Amazon 楽天市場

2024/9/5

オランダ小史 (先史時代から今日まで)

スペインとの闘争とオランダが主権国家として認められた近代以降の歴史に限ることなく、先史時代から始め、古代、中世のオランダの歴史を含んでいる。政治や軍事の歴史に加えて、いくつもの大河が北海に注ぐ西欧の低地地域に位置を占めるという自然条件がオランダ全体にもたらしていた影響や、オランダをオランダたらしめた経済や幅広い文化の発展の歴史を含んでおり、これらを多数の名画や著名な風物の写真とともに紹介している。(略)既にオランダのことをある程度ご存知の方にもなるほどと思われることが多いのではないだろうか。(肥塚隆 訳者 ...

2024/9/5

中華を生んだ遊牧民 鮮卑拓跋の歴史 

中国の歴史は、統一王朝時代と分裂時代の繰り返しである。そして、漢族と北方遊牧民との対立と融合の歴史でもある。なかでも、秦漢帝国が滅亡した後の「魏晋南北朝時代」は、それまでの「中華」が崩壊し、「新たな中華」へと拡大・再編された大分裂時代だった。この「中国史の分水嶺」で主役を演じたのが、本書の主人公、拓跋部である。拓跋部は、モンゴル高原の騎馬遊牧集団・鮮卑に属する一部族だった。3世紀、部族国家を築いて歴史に登場し、386年には拓跋珪が北魏王朝を開いて、五胡十六国の混乱を治めた。北魏では、皇太子の母が死を賜る「 ...

2024/9/5

人とミルクの1万年

氷河期が終わった約1万年前。農耕や家畜飼育が始まり、やがて家畜のミルクを主な食料とする、牧畜という生活様式が西アジアで始まった。ミルクを保存食とする工夫から、ヨーグルトやチーズ、バターなど乳製品も生まれた。ユーラシア各地に牧畜民をたずね歩く人類学者が、若い読者を牧畜と乳文化の雄大な歴史へと案内する。 Amazon Amazon 電子書籍 楽天市場 楽天市場 電子書籍

2024/9/5

ミルクと日本人 - 近代社会の「元気の源」

「こんな強烈な匂いと味なのに、お茶に入れて飲むなんて! 」明治初期、牛乳を飲む英国人を見た日本人は胸が悪くなったという。だが築地に牧場が開設され、急速に普及する。芥川龍之介の実家も牧場を経営し、渋沢栄一はその牛乳を飲んでいた。一方で手が届かない下層市民は代わりにキャラメルを摂取していた。関東大震災や敗戦直後には、児童の栄養を案ずる人々によって学校給食が推進される。飲みものが語る日本の歴史。 Amazon Amazon 電子書籍 楽天市場 電子書籍