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民「俗」自決。「良いね」の共有が集団を作る。 2024年2月3日

継承と変遷。というのが歴史的に見た文化風習の捉え方なのだそうだ。たしか民俗学の本でそのようなことを読んだ気がする。文化や風習の中には、少しずつ変わっていくものがあるのは、食べ物の来歴を見ても分かる通り。時々、社会や環境が変化したことによって、劇的に料理の形や思想が変わってしまうことがある。ただ、劇...

「生」なんちゃらって多過ぎやしませんか。 2024年1月31日

日本中のあちこちで、「生」がブームになっている。それも最近のことじゃなくて、けっこう長いこと続いているような気がする。「日本人は生が好きだからね。だから刺し身があるんだよ。」なんてことを聞いたけれど、どうも腑に落ちない。生食をするのは日本人だけのことじゃないのだ。...

サービス提供事業者が複数存在する空間。旅行と食事。 2024年1月26日

掛茶料理むとうには、献立がない。全く無いというわけでもないのだけれど、それはあくまでも調理場の中での仕様書のようなもの。きれいにプリントしてお客様にお配りするようなものは用意していない。この話は、このエッセイでもたべものラジオでも話したことがあるかもしれない。...