今年に入って、久しぶりに外国からのお客様が増加している。掛川のような田舎町では、まだそれほどの実感は沸かないかもしれないが、それでも時折外国人を見かけるようになった。観光庁のデータを見る限りは、1-3月だけでも既に400万人以上の来日だそうだ。...
ときどき、各種団体から料理のご注文をいただくことがある。市役所だったり商工会議所だったり観光協会だったり、はたまた任意団体だったり。お茶を使った料理をご依頼いただくこともあるし、掛川らしさを表現した料理という依頼もある。それは、とてもありがたいことだし、少しでも町のPRに繋がる...
「〇〇を食べたい。」というと、シンボリックな料理名や食材が当てはめられる事が多い。ラーメンにしようか、天ぷらにしようか、たまにはスシでもつまもうかっていう話だ。それじゃあ、蕎麦でも食べようかとなったら、どこに行こうかという話になる。いや、どこへも出かけないかもしれない。蕎麦屋に...
店の座敷の畳をひっくり返したら、いくつかの衣装ケースが出てきた。中身を確認するまでもない。いずれは処分しなければならないとはわかっていたが、ついつい面倒になって放置していた書類の山である。悪いものを隠していたわけではなくて、企業は一定の期間は取引伝票などを保存して置かなければい...
昨日の続きです。 なぜ「食」が切り出されるほどに注目されているのかを考えてみる。...
世界中の観光業が低迷していたのは、それが新型コロナウイルスによる世界的大流行だったことは周知の事実だ。観光に関連する事業者は、大きな打撃を受けたし、その打撃に耐えきれなかったものは退場した。なんとか耐えている事業者も、その多くはこれからが正念場であるだろう。...
掛川にもいくつかのお城がある。比較的有名なのは掛川城と高天神城だ。山内一豊が領主だった時代に作られた掛川城天守閣の美しさは、お城好きの人の間ではちょっとばかり知られている。高天神城は、戦国時代を代表する山城で、天守閣はない。今川家没落の後、武田と徳川が遠江の覇権を争って取り合っ...
観光について色々と考えることがある。観光協会の役員で、商工会議所の観光業部会の役員で、という立場もあるのだけれど、そもそも興味がある。どうしたら、掛川という町を面白がってもらえるだろうか。面白そうだと思ってもらって、ちゃんと行動に移してもらってわざわざ掛川まで来てもらう。そのう...
観光協会のイベントで講話を聞く機会がある。基本的に毎年実施していて、これからの観光施策を考える上でもいろいろと考えたり学んだりという企画なのだ。実は、毎回楽しみにしている。 ただ、時々はちょっとなあと思うこともあるのだ。...
「このあたりは何もない」という一言に、違和感を覚える。「何もない場所なんて無いよ」というと、なんだか口先だけの良いことを聞いたような感覚になるらしいのだけど、大真面目にそう感じているんだよね。...