昨日の続きの話になるのだけれど、つくづく日本のなかの日本らしさっていうのは、レイヤードなんだろうなと思う。歌枕を巡る旅というのもそうだし、芭蕉に始まる俳諧もそうだ。どこかに起点はあるのだろうけれど、大抵のモノゴトは、その前に何かが存在している。それらを踏まえて、なぞるのだ。なぞ...
先日、お店の企画として「食×婚礼」という動画を収録した。そろそろ、一般公開されているだろうか。たべものラジオのように、事前調査にメチャクチャ労力がかかる収録もあるけれど、その場で色々と思考しながらの収録は当日の労力が高いらしい。少々脳みそが疲れた。...
世の中には二種類の人間がいる。それは、片付けができる人と、出来ない人だ。と、誰が言ったかしらないし、言った人がいたのかも知らない。でもまぁ、そうだろうとは思う。...
産業革命が起きたのは18世紀後半から19世紀にかけて。舞台はイギリスだった。というのは、世界史の教科書でも語られることである。たしかに事実だけれど、どうもそれ以前から資本主義社会の原型のようなものは生まれていたように思える。...
「みんなと同じ様に休んでおいて、更に休もうっていうの?」 小学5年生の頃だから、かれこれ30年以上も前の話。ゴールデンウィークが終わってから、来週3日間学校を休む旨を担任の先生に伝えた。クラス中に響き渡る大声で彼女に言われたのが冒頭のセリフだ。...
「言葉は心を超えない。とても伝えたがるけど、心に勝てない」 CHAGE and ASKAの有名な曲のフレーズ。曲そのものは、恋愛を歌ったものではあるのだけれど、どうにもこのフレーズが心に焼き付いたまま数十年を過ごしている。...
チームとか組織といったものが、どういう状態になればより良く機能するのか。といったことを論じている書籍は結構多い。なかには、歴史上の偉人を取り上げて解説しているものもあるのだけれど、果たして家康の組織論やアレクサンドロス大王の組織論が現代に通用するものなのだろうか。...
売り場の展示については、一家言持っている。と言っても、今はほとんど使うことのない知見であるのだけれど。以前の仕事では十分に活躍した知識だし、実績を上げることが出来た。なにしろ、10年以上小売店で販売の仕事をしていて、週に一度は売り場の構成を変えながら集客や売上の変化を観察し続け...
初期の頃に比べて、シリーズがどんどん長くなっている「たべものラジオ」。話を長くしたいわけではないのだけれど、つい長くなってしまう。...
やっと、少しずつ旅行が出来るようになってきた感じがしている。日本では、という注釈がつくのかもしれない。既に他の国々では、日常が戻っていて旅行というものを楽しみ始めているらしい。国の方針が打ち出されても、まだマスクをしている人が多い日本では、旅行客が増えるまでには時間がかかるのだ...