時々目にすることがあるのだけれど、飲食店によって独自のルールを決めているという記事や書き込みがある。同じく飲食店を経営している身であるから、気持ちは分からなくもない。けれども、独自ルールが特徴的であるということが記事になるような場合、少々やり過ぎではないかと思うケースが多いよう...
「顔合わせ」「結納」は、結婚に関連する儀式である。昨今は、その存在意義が伝承されていないのか、様々な問い合わせが増えている。それとともに、個々の自由な言葉の解釈に変化してしまっていて、会話の齟齬すらも起きているらしい。...
先日、お店の企画として「食×婚礼」という動画を収録した。そろそろ、一般公開されているだろうか。たべものラジオのように、事前調査にメチャクチャ労力がかかる収録もあるけれど、その場で色々と思考しながらの収録は当日の労力が高いらしい。少々脳みそが疲れた。...
料理は科学。というと、なんだか急に料理を作ることが難しいことのように思えてくるから不思議である。理系の人からすると、それは逆なのだろうか。論理的にわかりやすい規則性を示すもの。そんな風に捉えられるのだろうか。...
休日は、あまり家にいることがない。なにしろ、家と職場が間近にあるので、普段家の外に出かける機会が圧倒的に少ないのだ。せめて、休みの日くらいはと、家から距離をおいて外の世界を楽しむことにしている。...
この時期、どこの商業施設も人が溢れている。学校が春休みの間に、子ども同士で遊びに行くこともあるだろうし、家族揃って出かけられるチャンスでもある。ぼくは土日祝日が仕事なので、平日に学校や幼稚園がないことは家族で遠出する数少ない機会だ。...
「料理人が売っている商品」の本質とは一体なんだろう。料理、つまり食事を提供することが主要業務であることは間違いない。間違いないのだけれど、料理を生業としている人とそうでない人の差はなにか。決められた作業のようにレシピを再現し続ける調理師と、そうではない料理人の差分は一体何なのか...
ワールドカップと店の仕事に意識がむいてしまっていて、面白いくらいに調べ物が進まない。人間のパフォーマンスというか、知力体力のインジケーターはどこかに集中すると、他に回す余力がなくなるものなのかな。寝不足の頭ではあるのだけれど、今朝はスッキリと冴えている。日本がスペインに勝ったか...
仕込みって何やっているの?という素朴な質問をいただいた。そうか。ぼくらにとっては日常だけれど、想像つかないかもなあ。...
まだ秋、なのかな。今年は春と秋がとても短い気がするんだよね。料理の献立を考えるときには、季節感を大切にする。というのが日本料理の特徴のひとつ。これって、意外と悩むところなんだ。 季節「感」というのがポイントかな。...