2026/10/16
全国にお茶の産地はたくさんある。とはいえ、市役所や県庁にお茶のことだけを扱う専門部署がある地域は少ない。静岡県内では、掛川市の他に島田市、藤枝市、それから静岡県庁。県外では鹿児島県の南九州市、佐賀県の嬉野市が有名どころだろうか。他の農産物から独立しているという点でみても、お茶が地域で重要な産品として扱われているかがわかる。 どこの行政区でもそうだけど、総合計画というものがあって、それにあわせて各部門ごとの中長期計画というものがある。計画の見直しがあるたびに関係者が呼ばれて策定委員会のようなものが ...
2026/10/8
茶色っていうのは、英語で言えばbrownのこと。土や食べ物がちょっと焦げた色だし、枯れ葉の色でもある。現代の日本人の感覚では、「お茶の色」ではないだろう。だって、お茶の色といえば「緑」だから。 でも、よく考えてみると、世界的には「お茶の色はブラウン」が一般的。烏龍茶も紅茶も普洱茶も、大抵のものは茶色である。そう考えると、「お茶=緑」だと思っている日本人の方が特殊ということになる。じゃあ、なぜ日本人は「お茶=緑」だと思っているのか。それは、日本のお茶はほとんどが緑色だからだろう。少なくとも現代ではそうだ。 ...
2026/9/30
飲食店はサービス業と呼ばれる。だけど、なぜサービス業なのだろう。あまりにも当たり前に語らていて気が付かなかったが、よく考えてみると、他のサービス業とはちょっと違う気がしてきた。 例えば、美容室は「髪を切る」という技術を提供しているし、病院も診療や治療という技術や知見を提供している。映画館は、映画を見るという時間と場所を提供していて、学習塾は学びという行為を促進することを提供している。どれもこれも、提供されるものは「無形」なのだ。 もちろん、飲食店でも「接客」や「場」の提供を行っているという意味ではサービス ...
2026/9/16
子どもたちが体育教室に通っている。体育館の中で跳び箱をやってみたり、でんぐり返しをしてみたり、時にはドッジボールや鬼ごっこに全力で興じている。たまに時間ができると見学に行くのだけれど、なぜか全く飽きない。 体を自由に動かす 走るのもジャンプするのも、身体感覚。当たり前だ。いくら頭で考えたところでできるようになるわけじゃない。スポーツの世界では「イメージが大切」と言われるけれど、そもそも「イメージ通りに体が動く」のでなければどうしようもない。 それに、普通の人は体を動かすときになにも考えていない。「あそこの ...
2026/9/1
ご飯を食べる時、飯茶碗にご飯粒を「残す派」と「残さない派」があるらしい。たまたまネット記事で見かけたのだけど、そんなのに「派」があるとは思いつきもしなかった。残さないのが当たり前。そう思い込んでいたからだ。 記事についていたコメントの中に、興味深いものがあった。そのコメントを書いた方は「残さない派」で、残す人をみると「あぁ」と思ってしまうという。では、なぜ自分は「あぁ」と感じてしまうのだろう。考えても納得の行く理由が思い浮かばないそうだ。 残す派の主張 「◯◯派」というからには主張があるのだ。「残す派」の ...
2026/8/20
最近の若い子の考えることはよくわからん。なんて言葉を聞くのは珍しいことじゃない。ただ、発言者がちょっとずつ変わっているだけだ。ぼくらが若い頃は親世代の言葉として聞いていたし、今は同世代がこぼすのを聞いている。きっと、大昔から言われてきたセリフなんだろうな。 対象の「若い子」というのは、どのくらいだろう。このまえ聞いた話では、中学生から高校生くらいだったかな。場合によっては20代前半くらいということもあるだろうか。これも、ぼくらが言われていた頃と同じくらいなのだろう。 特別な世界 なんといっても、このくらい ...
2026/8/19
料理という言葉は、元々現代語の料理とは違った意味で使われていたらしい。改めて漢字を眺めてみると、料は「はかる」という意味だし、理は「おさめる」という意味だ。どうやら日本伝来以前の中国語でも、「物事の筋道を立てて、うまく処理する」という意味で使われていたようだ。だから、平安時代の日本でも、その場をうまく取り仕切るとか、処理する、治療するといった意味で使われている。 日本オリジナルの意味に変化 「料」という文字は「米」と「斗(ます)」の組み合わせ。分量を計るというのが元の意味らしいから、食事を作るという行為に ...
2026/8/12
ポッドキャストの配信を始めてから5年。長いと言えば長いけれど、直近2年ほどは定期配信が出来ていないので、年数の割にはエピソード数は多くないかもしれない。とはいえ、このペースだと広がりが少ない。まだまだ取り上げたい内容はたくさんあるのだ。せめて、週一配信はしたいところ。 エピソードの内容については本編を聞いていただくとして、今日は「ポッドキャストそのもの」について思うところを書いてみようと思う。テーマは「BGM」だ。 ポッドキャストにBGMは必要? 正直、どっちでも良いと思う。あんまりBGMの音量が大きいと ...
2026/7/31
現代の日本の飲食店で提供される「おしぼり」は日本独自に発展したサービスだとされている。確かに、日本以外の地域ではなかなかお目にかかることはないようだ。では、他の国では食事前に手を洗わないのかと言うとそんなことはない。ただ、「接客文化として定着した」という意味ではとてもめずらしいかもしれない。 考えてみると、なかなか面白い。飲食店だからといって、必ずしも「おしぼり」が提供されるとは限らない。例えば、立ち食いそばやラーメン店などでは「おしぼり」のサービスが無い店も少なくない。場合によっては、申し訳程度に「紙お ...
2026/7/29
2026年7月26日は、ポッドキャスト「たべものラジオ」のオフ会があった。自分の番組でありながら、どこかぼくも参加者のような感覚があって、それがなんとも心地よく感じられた。 年に一度程度の頻度でオフ会を開催していると、もう何度も参加している方もいる。常連の方は、もう既に友達感覚で「ひさしぶり〜」となる。参加者同士がそんな感じだ。同窓会みたいで楽しい。こういう雰囲気になると、新規は入りづらくなりそうなものだけれど、それもない。はじめましての方も、30分とかからないうちにスッカリ仲間の一人。 ぼくらがそういう ...