時々目にすることがあるのだけれど、飲食店によって独自のルールを決めているという記事や書き込みがある。同じく飲食店を経営している身であるから、気持ちは分からなくもない。けれども、独自ルールが特徴的であるということが記事になるような場合、少々やり過ぎではないかと思うケースが多いよう...
話し合いという場で、どうしても会話が噛み合わないことがある。それは、それぞれの人が大切にしているポイントが違ったり、思想が違ったり、解釈が違ったりするからで、ある意味仕方のないことだ。むしろ、そうした人たちとの対話は望ましいとすら思う。ただ、上記のこと以外で会話が進まないことが...
「顔合わせ」「結納」は、結婚に関連する儀式である。昨今は、その存在意義が伝承されていないのか、様々な問い合わせが増えている。それとともに、個々の自由な言葉の解釈に変化してしまっていて、会話の齟齬すらも起きているらしい。...
先日、お店の企画として「食×婚礼」という動画を収録した。そろそろ、一般公開されているだろうか。たべものラジオのように、事前調査にメチャクチャ労力がかかる収録もあるけれど、その場で色々と思考しながらの収録は当日の労力が高いらしい。少々脳みそが疲れた。...
「言葉は心を超えない。とても伝えたがるけど、心に勝てない」 CHAGE and ASKAの有名な曲のフレーズ。曲そのものは、恋愛を歌ったものではあるのだけれど、どうにもこのフレーズが心に焼き付いたまま数十年を過ごしている。...
ちょっと批判めいた話から始める。組織に対する批判について、さらに批判的な感想という話だ。...
「ウェブマーケティングの専門企業です。貴店の集客を2倍に出来ます。」という電話がかかってきた。とても興味深い話だ。興味深いのは、集客を増やせるという実利の話ではなくて、その企業の営業方法についてである。話によると、ウェブ媒体の工夫だけで集客を2倍に出来るというのだから、相当集客...
日常の仕事場で働いている人たちの顔ぶれは、両親と兄弟。お客様や仕入れ業者と会わない限り、ぼくらは常に家族という小さなコミュニティの中で生きている。家族経営の良し悪しは、色々と語られているけれど、おそらくビジネスの初期段階では家族というのが最初の組織なんだろうな。と、勝手に想像し...
感染症による社会の変革は、長い人類史の中では数多く見られる。歴史の教科書を読むと、短い文章で記されているだけのことが多いようだけれど、当事者たちにとっては大変な社会変革だったことだろう。近年の新型コロナウイルスによるパンデミックを考えれば、それなりに想像できるかもしれない。...
ずいぶんと前のことだけれど、ニュースキャスターの久米宏さんがインタビュー番組の中でこんなことを言っていた。テレビというのは、ラジオに比べて情報量が多い。そのことで、意識が分散されてしまって、伝えたい情報が伝わらないことがある。...