段取り八分という言葉がある。いったいどこの世界で誕生した言葉なのだろう。元々は「段取り八分仕事二分」ということわざのような格言のような言葉だったのだけれど、最初の部分しか言われなくなってきているらしい。...
東南アジアや中央アジアに旅行された方は体験したことがあるかもしれない。一物一価など無縁の世界がそこには広がっている。上記のようなコストの概念が適用されている場合もあるが、多くはボッタクリ根性に見える。しかし、そこには「持てるものからは対価をもらい、持たざるものには恵みを」という...
砂糖のような世界商品は、ある程度共通の価格で安定すると言われる。経済学における「一物一価の法則」というやつだ。自由経済市場で、なおかつ同一の市場で同一時点ならば、自然と価格は一定に定まる傾向にあるという。...
出汁。それは日本料理の基本であり、根幹である。 これは、真実なのだけれど、同時に嘘でもある。 ややこしい表現になってしまっているのだけれど、出汁という言葉の定義によって見方が変わるのだ。という事を言いたい。...
昨日の続きです。 なぜ「食」が切り出されるほどに注目されているのかを考えてみる。...
効率的な掃除と時間・労力の関係...
掛川にもいくつかのお城がある。比較的有名なのは掛川城と高天神城だ。山内一豊が領主だった時代に作られた掛川城天守閣の美しさは、お城好きの人の間ではちょっとばかり知られている。高天神城は、戦国時代を代表する山城で、天守閣はない。今川家没落の後、武田と徳川が遠江の覇権を争って取り合っ...
料理をするときは、あまりゴチャゴチャと手を加えすぎない方が良い。とよく言われる。これは日本料理だからだろうか。洋食や中華でではどのように言われているのか、それらの職人の世界をよく知らないのだけれど、少なくとも和食ではそう言われている。...
1月に開催したオフ会をきっかけに、改めて書籍を整理した。主にたべものラジオで使用している書籍や資料。これらを本棚に整理したのだ。もう少し本棚が埋まるかと思っていたのだけれど、そうでもなかった。けっこう勉強したような気になっていたのだけれど、大したことがなかったのだな。...
人間の寿命は少しずつ長くなっているという。織田信長が舞ったとされる「人間五十年下天のうちを比ぶれば」の一節は有名な話。この時代においては人生五十年が一般的。それも過去の話で、現在では人生100年時代と言われるようになっている。まだ100歳まで生きる人が一般的とは言い難いけれど、...