カテゴリー今日のエッセイ-たろう

「格言っぽいもの」を、逆転させてみた。 2024年3月29日

少し前のことだけれど、ボーっとSNSを眺めて時間を浪費していたところ、格言めいた投稿を見かけた。よくわからないけれど、時々格言っぽい投稿を見かける。これって、なにかの流行なのかしら。あんまり発信をしないし、たまに覗く程度の弱者にはよくわからない。そういえば、発信をあまりしないのは、ここで好きなこと...

ググっても出てこない情報も、聞いたらすぐにわかることがある。 2024年3月28日

当店では電話でご予約を承ることが多い。メールでも構わないのだけれど、相互の情報を埋めながらやり取りをするには、電話のほうが短時間で済む。平たく言えば、互いに聞いておきたい情報を確認するなら、電話のほうが早いよねっていう話。 「予約したいです。」「ありがとうございます。日程と人数を教えて下さい」...

「動き」「動詞」が楽しみを作っている。 2024年3月26日

世間は春休み。あちこちで子供連れの家族を見かける季節だ。ショッピングモールも、近所のスーパーマーケットも、アミューズメント施設も、いたるところで子供の声がする。長期休みでなくても土日ならば代わり映えのない光景なのかもしれないけれど、平日休みのぼくらにとっては年に数回やってくる体験である。...

接待ってなに?ビジネスに必要なの?その本質を探る。 2024年3月15日

接待というと、あまり良いイメージを持たない人が多いのかもしれない。談合や官官接待などという言葉がメディアを賑わせていた時代があって、接待イコール賄賂というイメージが付いてしまったのだろうか。それとも、とにかく面倒なことで、仕事の話は昼間の間に会議室で行えばよいと考えるのだろうか。調査したわけではな...

「◯◯料理」というのは、その地域の世界観そのもの。 2024年3月3日

常々思っているのだけれど、日本料理の特徴のひとつに、なんでも自己流で再解釈してしまうというのがある。自然信仰があって、自然を尊び調和を目指すという世界観が根付いているから、他の世界観を持った地域からもたらされた知見も食材も食材も料理も、みんなこの思想で再解釈される。そんなふうに見える。言ってみれば...

勇者のパーティーは何処へいく?賞金稼ぎになっていないか。 2024年3月2日

勇者が冒険に出るとき、はじめは1人だけどたいてい仲間ができる。旅に出る前に仲間を募ることもあるし、旅の途中で仲間が増えていくこともある。なんとなく、同じ目的を持っているからとか、楽しそうだから、気に入ったからなどといった理由で一緒にいるように思える。物語の中ではそんなふうに語られることもある。もち...

時間の長さと持続可能性。 2024年2月28日

地球環境と表現すると、いささかスケールが大きすぎて物怖じしてしまいそうだけれど、人類と食との関係を勉強していると、環境の変化に目を向けざるを得ない。氷河期が終わって暖かくなったとか、太陽活動が弱まったとか、どこかで大噴火がおきたとか。その他いろんな環境の変化によって、人類の食生活は都度変化してきた...

エンタメと食とオフ会。 2024年2月27日

たべものラジオのオフ会兼フグ食べ比べ会から、ふじのくに地球環境史ミュージアム企画展ツアー。2日間に渡るイベントも盛況のうちに幕を閉じた。主催では有るものの、ぼくらが頑張ったと言うより、参加者の皆さんの盛り上がりに助けられた感がある。久しぶりに会う人達、ハジメマシテの人たち、オンラインでだけ交流のあ...

「おしぼり」が日本独自である、そのわけ。 2024年2月24日

仕事帰りに居酒屋で一杯。差し出されたおしぼりで顔を拭いたら気持ちいいだろうな。ということは、たぶんみんな知っている。けれども、そんなことは出来ない。マナー違反だと知られているからなのか、それとも周囲の女性に冷ややかな視線を送られるのに耐えられないからなのか。とある女性の友人に言われたことが有る。「...