武藤太郎

1988年 静岡県静岡市生まれ。掛川市在住。静岡大学教育学部附属島田中学校、島田高校卒。アメリカ、カルフォルニア州の大学留学。帰国後東京に移動し新宿でビックカメラや携帯販売のセールスを務める。お立ち台のトーク技術や接客技術の高さを認められ、秋葉原のヨドバシカメラのチーフにヘッドハンティングされる。結婚後、宮城県に移住し訪問販売業に従事したあと東京へ戻り、旧e-mobile(イーモバイル)(現在のソフトバンク Yモバイル)に移動。コールセンターの立ち上げの任を受け1年半足らずで5人の部署から200人を抱える部署まで成長。2014年、自分のやりたいことを実現させるため、実家、掛茶料理むとうへUターン。料理人の傍ら、たべものラジオのメインパーソナリティーを務める。2021年、代表取締役に就任。現在は静岡県掛川市観光協会副会長も務め、東海道宿駅会議やポートカケガワのレジデンスメンバー、あいさプロジェクトなどで活動している。

no image

変わることは面倒だ。というクセ。 2024年9月19日

3時間 前    ,

恒常性バイアスという言葉を聞いたことがあるだろうか。平たく言えば、人間は変化を嫌うっていうはなし。慣性の法則みたいに、今まで通りが楽チンで、方向を変えるにはそれなりに大きな力が必要になるというわけだ。 ...

no image

「食と体格」について考えてみよう。 2024年9月18日

日本人の平均身長は、この半世紀ほどの間にずいぶんと高くなった。かつては180cmを超えればかなりの大男だと言われたし、190cmを超えると見上げるほどの巨人のようだった。もちろん今でも高身長であること ...

no image

異なる視点を獲得する方法。食の歴史の使い方。 2024年9月17日

うちの靴箱のサイズは中途半端。一段あたり3足収まってくれるとすっきりするのだけれど、ぎりぎり入らない。2足だとスペースが余るのだ。かつてはちょうど良い具合に収まっていたらしいから、この数十年の間に足の ...

no image

もうすぐ掛川祭。祭りに見る社会構造がおもしろい。 2024年9月16日

あと一ヶ月もしないうちに掛川のまちは祭りムードに包まれる。他の地域と同様に、近年では祭りへの興味が薄い人が増えてきているらしい。それでも地元の人たちは高揚感に包まれ、今から祭りへの気持ちを高めている。 ...

no image

食べ物はどこから届けられている?物流のサイズと人口のバランス。 2024年9月15日

スーパーマーケットへ行くと、様々な食材を買うことが出来る。野菜も肉も魚も、そして加工品も、かなり遠くから運ばれてきている。遠く地球の反対側から届けられる食材だって、もう珍しくもなんとも無い。よくよく考 ...

no image

案外知らない地元の食文化と、その奥行。 2024年9月14日

食文化って、一体なんだろう。当たり前のように使っている言葉だけど、定義があるようで定まっていない。そもそも、文化という言葉の定義すらはっきりしていなくて、それこそ研究者の数だけ定義があると言われるくら ...

no image

歩いて感じる。いろんな繋がり。 2024年9月13日

6日 前    , , ,

都会で生活をしている人のほうが、田舎よりもたくさん歩く。ぼくなんかは「歩く」という行為そのものがけっこう好きなものだから、コンビに行くのも駅に行くのも、町に飲みに行くのだって歩いていく。都会の人は、歩 ...

no image

山に登ると、人は挨拶をする。 2024年9月12日

2024/9/12    , , , ,

掛川市には高天神城跡という史跡がある。うっかり史跡めぐりで夏場に訪れるのはおすすめできない。もし行かれるのであれば、夏でも長袖に長ズボンのフル装備が良い。行楽気分で行くと、あっという間に蚊の餌食となる ...

no image

季節感が変わったというより、気候帯が変わりつつある? 2024年9月11日

2024/9/11    , , ,

重陽の節句も終わって、もうすぐ中秋の名月。暦の上ではすっかり秋なのだけれど、日中はまだまだ暑い。秋という季節は、その始まりと終わりでは全然違う季節みたいに感じられるくらいに違うから、今も昔も暦と体感は ...

no image

Aの原因はCだけど、BがあるのもCのおかげ。 2024年9月10日

2024/9/10    , ,

先日、「一度壊されたものはなかなか戻らない」という事象に対して、「壊さない」という姿勢も大切なのではないかということを書いた。その続編というか、もう少し考えてみたいと思うんだ。 壊さない。というのもな ...