昨日からの続きです。もし電気が止まったら、冷蔵庫どころかエコ・ネットワークも機能不全になる。というくらいに、電気や冷却技術に依存してしまっていないか。という問いから妄想を繰り広げています。...
琵琶湖の水とめたろか。というジョークがある。滋賀県民が京都や大阪の人とやり取りする中で使われるのだそうだ。京都や大阪の水は琵琶湖を水源としているからね。ウィキペディアに立項されているのには驚いた。...
日本の伝統工業は、細分化された専門性が特徴的だと言われる。西陣織、蒔絵、包丁などは、それぞれの工程の専門家が代々技を磨き続けてきて、いくつもの家がワンチームとして機能しなければものは完成しない。一人の職人が最初から最後まで一貫して作り上げるスタイルも好きだけれど、町全体で一つの...
こういうことが苦手なんだろうな。主語は「日本人は」とも言えるけれど、「人間は」とも言えるかも知れない。2年ちょっと食を通して歴史や社会を学んで感じたことだ。つい、そうしてしまう。というようなことかもしれない。...
人類は食に関する課題に直面している。というと、なにやら大げさに聞こえる。ただ、食料問題に関して言えば、人類はずっと長い間、それこそ有史以前から食料問題に直面し続けてきた。時代や社会によって課題の内容が少しずつ違っているというだけのことである。...
「分業」という単語は、多くの場合「効率」とセットで使われる。けれど、実はそれが目的の全てではないだろうと思う。実際、効率化ではなく美を追求するためにわざわざ分業しているというケースもある。...