日本の伝統工業は、細分化された専門性が特徴的だと言われる。西陣織、蒔絵、包丁などは、それぞれの工程の専門家が代々技を磨き続けてきて、いくつもの家がワンチームとして機能しなければものは完成しない。一人の職人が最初から最後まで一貫して作り上げるスタイルも好きだけれど、町全体で一つの...
何度かここにも書いている「釣りバカ理論」というのは、ぼくが勝手にそう言っているだけなんだけど。これが、結構評判がいい。最近、掛川で開催された観光シンポジウムでも紹介したら、話が盛り上がった。まぁ、アチコチで話しているから聞き飽きたという人もいただろうけどね。...
既にどこかで話したことだけれど、改めて通訳ってスゴイよねっていう話。AIによる言語翻訳はどんどん進んでいるのだけれど、通訳は当分の間人間の仕事なんじゃないかって思うのだ。...
昨日の続きです。砂糖の話から外れて、おもに社会構造の考察になってきている。...
落語の世界に登場する人物には、ある程度決まった名前と役割が与えられている。熊さんだとか八っつぁんといった名前が登場したら、大抵は大工などの仕事をしている。「あっしは学のある方じゃありませんがね。腕っぷしにはちょいと自信があるんでさぁ」なんてことを言う。人情味があって、思いやりも...
1月21日...
明けましておめでとうございます。と言っているうちに、あっという間に4日が過ぎてしまった。正月といえば、もう少し特別感というか、華やいだフェスティバルのような感覚があったように思うのだが、どうなのだろうか。今年も年末年始は仕事である。特別なことといえば、カレンダーが変わったことく...
先週だったかな。どこに行ってもよそ者っぽいという話を書いたのは。その続編を考えてみた。よそ者がいい感じによそ者として生きていくには?というような話だ。...