1年ほど前に、たべものラジオで「日本料理の変遷」を配信した。かなり端折って話を構成してしまったので、抜けている部分が結構多い。 ...
10月21日に開催された「東海道シンポジウム2023川崎宿」に出席した。掛川宿日坂宿の合同開催となったのが一昨年のこと。あの時は、パンデミックの最中で感染者が増大したことから直前になってオンライン開催に切り替えた。懇親会も含めてまともに開催されるのは、2019年の藤枝大会以来のことだ。...
最近、妙な癖がついてきて、読書をしていると手元にノートが欲しくなる。なんだか良いことを知った時、情報量が多い時、書き出したい衝動に駆られる。これは一体なんだろう。...
新規性を問われる場面がある。会社の事業、起業して投資を得る時。音楽や絵画などのアートの文脈でもそうだし、スポーツや旅行、政策などなど。明確な評価軸として新規性が語られることもあれば、雰囲気ということもある。今までとは違うことが試されるのだけれど、それは本当に良いことなのだろうか。...
時代が違う。この数十年の間に、テクノロジーも経済も大きく変わって、社会の構造そのものが大きく変わった。幼少期の記憶は、まるで古典を読んでいるようですらある。...
このところ急激に視力が落ちている。いわゆる老眼。睡眠不足も原因のひとつかもしれないけれど、目を使いすぎているのだろうか。シンプルに加齢が原因なのだろうか。困ったことに、近くだけでなく遠くのものが少し見にくくなってきてしまった。両方の視力が落ちてきているのだ。まぁそれでも、一般的には視力は良いと言わ...
歴史には「移り変わる文化」と「累積する文化」がある。と言われる。なんとなくわかる気がする。昨日も少しだけ通信の変革について触れたんだけど、世の中の通信は大きく変わったよね。それとともに、ぼくらの「当たり前」や「日常」も大きく変わった。...
たべものラジオの影響で、明治時代や江戸時代の出来事が「そんなに昔のことじゃない」とか「結構最近なんだね」という感想を持つようになってしまう。そんな現象が起きている。ぼく自身もそうだし、聞いている人たちにも波及しているらしい。...
落語の枕にこんな小話がある。昔、まだ往来には多くの売り声が響いていて、豆腐屋だったりイワシ屋だったり、納豆屋だったりが天秤棒を担いで売り歩いていた時代のことだ。ある時イワシ屋が威勢のよい声で「え〜イワシ!イワシでござ〜い!」と通り過ぎていく。すると、その後ろから「ふるーい、ふるいふるい〜」という声...
日本人は会話中に目を合わせないと言われる。全てではないだろうけれど、その傾向が強いのだとか。そりゃそうだろう。日本人にとって、じっと目を見つめ合うという行為は、特別なことなんだから。...