武藤太郎

1978年 静岡県静岡市生まれ。掛川市在住。静岡大学教育学部附属島田中学校、島田高校卒。アメリカ留学。帰国後東京にて携帯電話などモバイル通信のセールスに従事。2014年、家業である掛茶料理むとうへ入社。料理人の傍ら、たべものラジオのメインパーソナリティーを務め、食を通じて社会や歴史を紐解き食の未来を考えるヒントを提示している。2021年、同社代表取締役に就任。現在は静岡県掛川市観光協会副会長も務め、東海道宿駅会議やポートカケガワのレジデンスメンバー、あいさプロジェクトなど、食だけでなく観光事業にも積極的に関わっている

「ぼくのもの」と「シェアの精神」の歴史再現 2023年1月26日

4歳の娘と1歳の娘が、おもちゃの取り合いをする。子供同士のこうしたやり取りは、きっと世界中のあちこちで見られる風景なんだろうな。おもちゃだけじゃなくて、母を独占しようとするのも同じ。大人の目線では、も ...

振り返り「第1回たべものラジオオフ会」 2023年1月25日

1月21日-22日に開催された「第1回たべものラジオオフ会」も終わり、通常運転に戻った。なんだか、しばらくのあいだは気持ちがふわふわしていて、いつものペースが掴めていない感覚があった。こういったときに ...

人類は食べづらいモノを主食に選んだのか? 2023年1月24日

2023/1/24    , , ,

最近になって、はたと気がついたことがある。実は、穀類は食べにくいものなのではないだろうか、ということだ。現代の米や麦、トウモロコシなどを想像すると、そんなことはないだろうと言いたくなる。けれども、元々 ...

観光キュレーターとイベント 2023年1月23日

観光について色々と考えることがある。観光協会の役員で、商工会議所の観光業部会の役員で、という立場もあるのだけれど、そもそも興味がある。どうしたら、掛川という町を面白がってもらえるだろうか。面白そうだと ...

語り部の威力④ 2023年1月22日

昨日の続きです。長いな。もうそろそろ終わりにしなくちゃ。 という感覚、どこかで知っている。そうだ、たべものラジオ本編だ。物語を語っているうちに話数が伸びていくっていうアレだ。 販売のためのトークという ...

語り部の威力③ 2023年1月21日

昨日の続きです。 ジャパネットたかたといえば、髙田明さんである。創業者であり、V・ファーレン長崎の立て直しを行った長崎県の有名実業家である。が、そんなことよりも、テレビショッピングで見かけた姿のほうが ...

語り部の威力② 2023年1月20日

昨日の続きです。 その日一度目に乗ったジャングルクルーズは、とても久しぶりで、新鮮な気持ちで楽しんだ。想像していたよりもずっと面白かった。きっと台本が良いに違いないと思い、その話をちゃんと聞こうと思っ ...

語り部の威力① 2023年1月19日

ディズニーランドといえば、世界で最も有名なアミューズメント施設。子供の頃はあまり興味がなかったのか、行きたいと言ったことは少なかったな。どちらかというと、お城巡りのほうが好きだった。せっかくカリフォル ...

「気合と根性」という思想 2023年1月18日

2023/1/18    , ,

子供の頃は、「運動ができる子がモテる」と思っていた。実際にそうだったんじゃないかな。少なくとも「頭がいい子」よりは「運動ができる子」のほうがモテるイメージがあるのじゃないだろうか。例えば、足が速いだと ...

近代以降の茶の湯と社会 2023年1月17日

昨日からの続きです。 茶の湯は、武士や豪商、仏教の庇護を受けながら守られ変化してきた。という話でした。庇護というと、少しばかりぼくの感覚とは乖離があるんだよなあ。受け継いできた、とか、継承してきた、と ...