何度かここにも書いている「釣りバカ理論」というのは、ぼくが勝手にそう言っているだけなんだけど。これが、結構評判がいい。最近、掛川で開催された観光シンポジウムでも紹介したら、話が盛り上がった。まぁ、アチコチで話しているから聞き飽きたという人もいただろうけどね。...
近年は、なにかとシェアの精神が発揮される社会になってきた。富を独占するのではなくて、みんなでシェアする。知識もシェアする。イギリスの王立協会も、フランスの王立パリ科学アカデミーもフィレンツェ実験学会も、科学知識のシェアという精神が働いていたのだと思う。互いの知識を共有することで...
需要と供給。このバランスが大事だよねって言うことは、中学生くらいでも学校の授業で習うんじゃないかな。おぼろげな記憶だけれど、学校で習った気がする。 最近連続で観光のことを書いているのだけれど、今日もその話になりそうだ。...
地球温暖化が社会課題として言われるようになってから、すでに数十年。体感的にも、どうやらそのようだぞ、と感じることがあるのはぼくだけではないだろう。小学生の頃は、夏の間で一番暑い日で30度を超える程度だったような気がする。暑かったけど、現在ほどじゃないんじゃないかと思う。データを...
江戸時代の物流を調べていて、ふと気がついたことがある。物資というのは、移動交換されるものなのだけれど、表面上に見えているモノの移動だけでなく、裏側にあるモノゴトも一緒に移動しているようにも解釈できる。...
産業革命が起きたのは18世紀後半から19世紀にかけて。舞台はイギリスだった。というのは、世界史の教科書でも語られることである。たしかに事実だけれど、どうもそれ以前から資本主義社会の原型のようなものは生まれていたように思える。...
店の座敷の畳をひっくり返したら、いくつかの衣装ケースが出てきた。中身を確認するまでもない。いずれは処分しなければならないとはわかっていたが、ついつい面倒になって放置していた書類の山である。悪いものを隠していたわけではなくて、企業は一定の期間は取引伝票などを保存して置かなければい...
砂糖のような世界商品は、ある程度共通の価格で安定すると言われる。経済学における「一物一価の法則」というやつだ。自由経済市場で、なおかつ同一の市場で同一時点ならば、自然と価格は一定に定まる傾向にあるという。...
昨日の続きです。 なぜ「食」が切り出されるほどに注目されているのかを考えてみる。...
世界中の観光業が低迷していたのは、それが新型コロナウイルスによる世界的大流行だったことは周知の事実だ。観光に関連する事業者は、大きな打撃を受けたし、その打撃に耐えきれなかったものは退場した。なんとか耐えている事業者も、その多くはこれからが正念場であるだろう。...