昨日の続きです。 日本古来の日本らしさを考えるのならば、それは外来文化が強く影響するよりも前を見てみるのが良いと思った。けど、残念ながら、そんな時代の文献は存在しないのだ。なにせ、当時の文字による記録がない。もう、考古学的な調査が必要な世界だ。...
「日本料理の変遷」シリーズを通して、日本文化とはなにかについて見てみようと思っていた。なにか掴めたのだろうか。ということで、今一度振り返ってみることにする。...
食のパーソナライゼーション。これについて、随分前にも書いたことがあるのだけれど、今回思いついたことがあるので少し書き出してみようと思う。...
世界中のほとんどの社会には、主食が存在している。日本における米のように、それを神聖視したり精神的にも質的にも重用しているケースすら、いくつも見られる。むしろ、近代以降のヨーロッパやアメリカのように主食がその絶対的なポジションから影を薄めているケースのほうが少ないように見える。...
前職までに体得した技術や知見を放出するコーナー。というのを、勝手にやっている。先週までの「語り部の威力」もそのひとつだ。もう使わないんだけど、かつてやっていて、もしかしたら誰かの役に立つかもしれないという話を放出してみようと思う。で、今日はマーケティングの話だ。...
食べ物に関する歴史について書かれた書物は、結構たくさんある。人類学者の先行研究があって、たくさんの研究者によって論文や書籍が世の中に誕生した。その労力を想像すると、ただただ脱帽するばかり。...
正月はずっと営業していたので、初詣に訪れた頃には神社も静かなものだった。当然ながら露店も出ていないし、ほとんど日常。正月というのは、あっという間に過ぎ去っていくものなのだな。...
数年前のこと、とある製茶会社を訪れた時にこんな会話をした。社屋と製茶工場を新しくしていたので「調子良さそうですね」と何気なく言ったら、「調子がよかったら投資なんかしないです。改善の必要があるから設備投資が必要なんですよ」と言われた。まさにおっしゃる通りだ。...
「おいしさ」は長らく、情緒的な価値と考えられていました。しかし、最近の研究で「おいしさ」から導き出される幸福感が、健康効果もを持つという新たな側面に光を当てることになりました。 とある研究の記事の文章。...
4歳の娘と1歳の娘が、おもちゃの取り合いをする。子供同士のこうしたやり取りは、きっと世界中のあちこちで見られる風景なんだろうな。おもちゃだけじゃなくて、母を独占しようとするのも同じ。大人の目線では、もう少し優しくできないもんだろうかと思ってしまう。特に、お姉ちゃんはそう言われる...