武藤太郎

1978年 静岡県静岡市生まれ。掛川市在住。静岡大学教育学部附属島田中学校、島田高校卒。アメリカ留学。帰国後東京にて携帯電話などモバイル通信のセールスに従事。2014年、家業である掛茶料理むとうへ入社。料理人の傍ら、たべものラジオのメインパーソナリティーを務め、食を通じて社会や歴史を紐解き食の未来を考えるヒントを提示している。2021年、同社代表取締役に就任。現在は静岡県掛川市観光協会副会長も務め、東海道宿駅会議やポートカケガワのレジデンスメンバー、あいさプロジェクトなど、食だけでなく観光事業にも積極的に関わっている

お米に執着する人々の文化。 2025年5月30日

2025/5/30    

米が高い。というのは、この一年ほどの世間の話題だ。高いだけでも困ってしまうのだけれど、中には米そのものが手に入らないという状況もあるらしい。田舎にいると、それなりにある程度は入手する方法を見つけること ...

面倒くさい読書の仕方。のちょっと良いところ。 2025年5月29日

2025/5/29    ,

本を読み始めるときは、ちょっと面倒くさいなとか、よっしゃ読むか、みたいな感じで、腰が重いこともある。肉体労働の後だからなのか、それとも他のことで精神力の残高が少なくなっているのか。そんなことはわからな ...

言葉の作法と所作の作法、両方とも学ぶ機会があったほうが良いのに。 2025年5月28日

2025/5/28    , , ,

インターネットが発達して嬉しいのは動画を自由に見られるようになったこと。特別に映画ファンというわけでもないのだが、自分のタイミングで映画という世界に飛び込んでいけるという自由はありがたい。物語も好きな ...

伝わらない情報発信をアップデートしたい行政。 2025年5月27日

2025/5/27    

なぜか市役所のホームページはやたらとPDFが多い。掛川市だけかと思ったら、他でも同じ現象が起きているらしい。なんだろうな。正直言って、見づらいし面倒だし、ダウンロードしたファイルがスマホに溜まっていく ...

レシピという情報が持つ、2つの役割。 2025年5月26日

2025/5/26    ,

レシピというのは、言い換えると「食べる工夫」の情報だ。食べたい料理を作るための設計図という側面もあるけれど、それは一側面でしかない。現代では設計図としての扱いが中心に取り上げられることが多いけれど、食 ...

味見とディープラーニング 2025年5月23日

2025/5/23    , ,

とにかく味見をする。当たり前といえば当たり前なんだけど、調理を仕事にしている人が味見をする回数はとても多い。料理を作るときに、味を決めるためにチェックするのはもちろんのことだけど、それ以外にも味見をす ...

サスティナブルな産業ってどうすればいいの?② 2025年5月22日

先日お亡くなりになった、元ウルグアイ大統領のホセ・ムヒカ氏。国連での彼の演説は、ほとんどの主要国は聞いていなかったけれど、世界中の人々の心を打った。ぼくが心に残ったフレーズは「消費が止まれば経済が麻痺 ...

サスティナブルな産業ってどうすればいいの?① 2025年5月21日

サスティナブルという言葉が使われるようになって随分と時間が立つけれど、一般社会で当たり前のように聞かれるようになったのは近年のこと。一時期、SDGsの講習を受けてスーツにピンバッジをつける人が急増した ...

納豆と実験デザイン。 2025年5月20日

2025/5/20    

納豆って美味しいよね。と言うと、そこそこ意見が分かれるそうだ。著名な料理研究家でも、納豆なんてそのままだと大してうまくないから食材として使うのが良いと言う人もいる。少なくとも、ぼくは美味しいと思ってい ...

とにかく明るい 2025年5月19日

2025/5/19    

視力が落ちてきている。いわゆる老眼。まぁ、これは多くの人が加齢とともに経験することなのでしょうがないとは思うんだ。それとは別に、ドライアイだとか寝不足だとかが重なって、長時間勉強することがむずかしくな ...