著者武藤太郎

今度、ごはんでも行きましょうよ。 2023年12月4日

今度一緒にご飯でも行きましょう。というのは、よく聞く社交辞令のひとつだろう。付き合いの中で、物事を円滑にするために言うこともあれば、本音で言うこともある。また会いたい。その時は本当にそう思っていても、なかなか良いタイミングが見当たらずに実現しないままにときだけが過ぎていくという...

発着地型観光じゃないスタイル。旅程型観光は成り立つのか。 2023年12月3日

旅の楽しみのひとつには、旅程があると思うんだ。若い頃の貧乏旅行なんかは、行った先のことはあんまり覚えていなくて、道中でふざけあったこととか、失敗したこととかのほうが記憶に残っている。ドライブデートをしたこともあったけれど、どこに行こうかと言いながらおしゃべりをしているうちに日が...

発想のジャンプ。魔改造文化はどんな構造になっているのだろう。

発想のジャンプには、どうやらお作法というか手順のようなものがあるかもしれない。そうしなければいけないというようなものでもないし、それが正しい手順だというわけでもない。観察してみると、似たような傾向がありそうだな、と感じているだけのことではある。...

食の多様性に対応するコストを考える。社会の食事情を考える糸口を探る。 2023年11月30日

食べられないものがある。と一口に言っても、その理由は様々だ。アレルギー体質ということもあるし、宗教上の理由もあるし、ただ嫌いだということもある。嫌いというのにもいろいろあって、作る側としても困ってしまうこともしばしばだ。...

外食産業とはなにか。エンタメ視点で考える② 2023年11月27日

他のエンタメと違うのは、量産が容易ではないことか。見るというのであれば、大きなスタジアムに沢山の人が集まったり、テレビなどで配信する。一つの試合をエンタメとするならば、それを作り出すのに関わる人の数は数十人だが、たった一つを作れば数万人に届けられる。料理の場合は、1万人に届ける...