今度一緒にご飯でも行きましょう。というのは、よく聞く社交辞令のひとつだろう。付き合いの中で、物事を円滑にするために言うこともあれば、本音で言うこともある。また会いたい。その時は本当にそう思っていても、なかなか良いタイミングが見当たらずに実現しないままにときだけが過ぎていくという...
旅の楽しみのひとつには、旅程があると思うんだ。若い頃の貧乏旅行なんかは、行った先のことはあんまり覚えていなくて、道中でふざけあったこととか、失敗したこととかのほうが記憶に残っている。ドライブデートをしたこともあったけれど、どこに行こうかと言いながらおしゃべりをしているうちに日が...
食の来歴を見ていくと、ある一定の食材が世界的に流行するという現象があることがわかる。それも、短期的な流行ではなくて、長い時間をかけて「多くの人が欲しがるもの」が成立していくのだ。...
発想のジャンプには、どうやらお作法というか手順のようなものがあるかもしれない。そうしなければいけないというようなものでもないし、それが正しい手順だというわけでもない。観察してみると、似たような傾向がありそうだな、と感じているだけのことではある。...
食べられないものがある。と一口に言っても、その理由は様々だ。アレルギー体質ということもあるし、宗教上の理由もあるし、ただ嫌いだということもある。嫌いというのにもいろいろあって、作る側としても困ってしまうこともしばしばだ。...
科学博物館特別展「和食」を振り返りながら、日本は多様な食材に恵まれた環境なのだということを改めて感じた。いろんな野菜や山菜、キノコに魚介があって、まさに百花繚乱。組み合わせは無限大にも思える。それだけではない。品種もかなり多い。...
休みの日、珍しくミリタリーテイストの服装だった。先日、たまたま見かけたベースボールキャップを気に入って購入。なんとなく、キャップに合わせて洋服を選んでいたらそんな格好になってしまった。...
他のエンタメと違うのは、量産が容易ではないことか。見るというのであれば、大きなスタジアムに沢山の人が集まったり、テレビなどで配信する。一つの試合をエンタメとするならば、それを作り出すのに関わる人の数は数十人だが、たった一つを作れば数万人に届けられる。料理の場合は、1万人に届ける...
国立科学博物館特別展「和食」を見に行って、購入した公式ガイドブックを読み進めている。時間がないっていうのに、他にもやることあるっていうのに、まぁ面白いんだから仕方がない。...
会話って、話者だけじゃ成り立たない。仮に一方的に話をしていたとしても、聞く人がちゃんと受け取ってくれないと、それはただの独り言になってしまう。ときには、誤解が生じてマイナスになることもある。...