武藤太郎

1978年 静岡県静岡市生まれ。掛川市在住。静岡大学教育学部附属島田中学校、島田高校卒。アメリカ、カルフォルニア州の大学留学。帰国後東京に移動し新宿でビックカメラや携帯販売のセールスを務める。お立ち台のトーク技術や接客技術の高さを認められ、秋葉原のヨドバシカメラのチーフにヘッドハンティングされる。結婚後、宮城県に移住し訪問販売業に従事したあと東京へ戻り、旧e-mobile(イーモバイル)(現在のソフトバンク Yモバイル)に移動。コールセンターの立ち上げの任を受け1年半足らずで5人の部署から200人を抱える部署まで成長。2014年、自分のやりたいことを実現させるため、実家、掛茶料理むとうへUターン。料理人の傍ら、たべものラジオのメインパーソナリティーを務める。2021年、代表取締役に就任。現在は静岡県掛川市観光協会副会長も務め、東海道宿駅会議やポートカケガワのレジデンスメンバー、あいさプロジェクトなどで活動している。

no image

和食とはなにか。伝統的で柔軟な「型」という思考。 2024年10月30日

2024/10/30    ,

和食とはなにか。伝統とはなにか。この問いは何度も繰り返してきたし、アカデミアの世界でも様々な形で言語化が試みられてきた。SKSのプログラムの中で、様々なテーマを語り合うラウンドテーブルが実施されたのだ ...

no image

「SKS Japan 2024」で得たもの。 2024年10月29日

「Co-creation(共創)」と「Beyond border」、そして「Unlock」。それがSKS Japanの強力なメッセージ。言葉だけでなく体の中に染み込んできた言葉だった。 平易な言葉に直 ...

no image

日常の食事は全力じゃないくらいがちょうどいい。 2024年10月28日

2024/10/28    ,

料理人が作る料理は、いつも全力だ。それが商売なのだし、社会的存在意義なのだから当然と言えば当然。自宅で出来ないことをやるからこそ、そこに価値が生まれる。だからこそ料理人がいる。 じゃあ、家庭のご飯はど ...

no image

横並びの関係が作る共創の世界。SKS Japan 2024年10月25日

2024/10/25    ,

料理本を見ながら献立を考える。といっても、大抵の場合は色合いだとか、食材の使い方だとか、そういった「他の料理人の思考」を感じてインスピレーションを受けるのが料理本の主な使い方。レシピ通りに作った料理も ...

no image

3Dフードプリンターと食の未来を考える。 2024年10月24日

3Dフードプリンターという新しい技術が登場して、じわりじわりと商用化が始まっている。既存の3Dプリンターと違うのは、その素材が食用だという点。幾重にも積み重ねられていく様々な食材ペーストは、無限の創造 ...

no image

「事業成長をしない」という戦略 2024年10月23日

正直な話、いま会社の経営は苦しい。コロナ禍以降、余裕のある飲食店は少ないと思うけれど、ご多分に漏れず、である。ただパンデミックなどの不確定要素によって、商売がうまくいかなくなるということは古い時代から ...

no image

サーモンの姿造り?その献立から透けて見える思想 2024年10月22日

2024/10/22    ,

先日、「サーモンの姿造り」という料理に出会った。食に関するイベントでのことだ。周りの人たちは「姿造り」ということに感嘆の声を挙げていて、ぼくにも共感を求める視線を送ってきたのだけれど、口の端で笑みを作 ...

no image

ちょっと前の時代には当たり前だったこと。 2024年10月21日

2024/10/21    , ,

ときどき「量り売り専門」の食料品店の取材記事を目にする。ぼくが食品や食文化について検索しまくっているおかげで、検索サイトがオススメしてくれるのだ。エコーチェンバーを促してしまう原因にもなってくれている ...

no image

食品ロスから考える「土壌栄養の循環」 2024年10月18日

「食品ロス」とか「フードロス」とか言われていて、食べ物が無駄になっているのは良くないよね、という意識が醸成されていることは良いことだ。食べ物を無駄にすると「目が潰れる」とか「もったいないお化けがくる」 ...

no image

体を使って五感で感じる。 2024年10月17日

2024/10/17    , , ,

たべものラジオを「歴史」という視点で見た時、食を題材としているのは良いなぁ。と、手前味噌ながらに思っている。 歴史が好きな人、興味のある人にとっての旅は、史跡を訪れたときに感じる「タイムカプセル感」を ...