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「強い作物」と「使いやすい作物」と「保存性」。食糧生産の多様性を考えてみる。 2023年11月9日

ちかごろ、すっかり気候が暖かくなったせいで、どうやら秋のジャガイモの生育が悪いらしい。というのは、たぶん近隣の話。全国的にどうなのかは知らないけれど、そうらしい。発芽から生育までの気温が高すぎるって言っていた。原産地がアンデス山脈だもの、暑いのが苦手なんだろうなと勝手に思ってい...

江戸時代に「循環型社会」は意識されていたのか。未来人視点の現代。 2023年11月5日

たべものラジオの影響で、ぼくのグーグルアカウントはやたらと「歴史」「食」「健康」「テクノロジー」などのキーワードの組み合わせでニュースを紹介してくれる。おかげで、検索の手間も省けるし、時には自分で検索してもたどり着かなかっただろうと思える視点に出会えるのはありがたい。一方で、偏...

つまるところ、ぼくらは太陽のおかげで生きている。 2023年11月5日

昨日、人類社会が食料を獲得するとはどういうことかについて、マクロ視点で捉えてみようという試みをしてみた。あまり実感がないのだけれど、結局のところ「自然界のエネルギー」を受け取っているという部分は間違いなさそうだ。地球上に存在する膨大な分子の中から、活用できる部分だけを上手に受け...

食料と人類社会という、大きな視点で構造を観察してみる。 2023年11月4日

ここ近年、フードビジネスが活況だ。と感じるのは、ぼく自身が食に関わる立場だからだろうか。これまでの報道を見ていると、ビジネスの発展という側面だけでなく、食糧問題やそれに関連する内容が増えてきているような気がしている。人類全体で見て、食にまつわる課題は大きなものだということだ。...

「東海道シンポジウム2023川崎宿」に参加しての所感

10月21日に開催された「東海道シンポジウム2023川崎宿」に出席した。掛川宿日坂宿の合同開催となったのが一昨年のこと。あの時は、パンデミックの最中で感染者が増大したことから直前になってオンライン開催に切り替えた。懇親会も含めてまともに開催されるのは、2019年の藤枝大会以来の...

なんでも新しければ良いってものじゃない。新規性は思考の結果。 2023年10月26日

新規性を問われる場面がある。会社の事業、起業して投資を得る時。音楽や絵画などのアートの文脈でもそうだし、スポーツや旅行、政策などなど。明確な評価軸として新規性が語られることもあれば、雰囲気ということもある。今までとは違うことが試されるのだけれど、それは本当に良いことなのだろうか...