近年は、なにかとシェアの精神が発揮される社会になってきた。富を独占するのではなくて、みんなでシェアする。知識もシェアする。イギリスの王立協会も、フランスの王立パリ科学アカデミーもフィレンツェ実験学会も、科学知識のシェアという精神が働いていたのだと思う。互いの知識を共有することで...
古代文明のことを知りたくて、ちょっとずつ調べている。紀元前数千年のことだから、あまりにも長い時の流れに、感覚がおかしくなってくる。「西暦」というやつがなかなか曲者だと思うんだ。「2023年」という表記が、「この社会が出来て2000年くらい」という認識を引き連れてくるような気がす...
幼い娘と一緒にいると、いろんな発見があって面白い。先日もそうだったのだけれど、天井に虫がいるのに気がついたのだ。...
最近、改めて江戸時代についていろいろと勉強をしている。気候変動と飢饉、それに対応する幕府や諸藩、経済の変動など。思いつくままに調べていくというのは、気ままで楽しいものだ。多くは書籍からの情報を追いかけていくわけだけれど、様々に枝分かれしていく思考を追いかけていく様子は、まるでネ...
「甘さに魅せられた人類の欲望と権力の物語」。これが砂糖の歴史シリーズのタイトルのはずだった。弟の「長い」という一言により、強制的に「権力の砂糖」という全く意味の通らない謎の日本語になってしまったのだが。...
最近は、あまり自分の車に乗る機会がなくて、気がついたらバッテリーがあがってしまっていた。維持費もかかることだし、もう所有していることに意味は無いのかもしれない。手放せばよいのだけれど、それなりに愛着があるものだから、またクルマに乗る機会を作ってドライブにでも出かけようかなどと妄...
家族の中で何かを売ったり買ったりすることって、あんまりない。世帯を別にしている兄弟であれば、売買はあるだろうけれど、例えば一緒に暮らしている夫婦間でのやり取りって、想像できないんだよなあ。いろんな家族のかたちはあるのだろうけれど、少なくともうちの家庭では考えられない。...
昨日の続きです。砂糖の話から外れて、おもに社会構造の考察になってきている。...
「大人になりたくない」と「早く大人になりたい」という気持ちを考えたとき、あなたはどちらのタイプだろうかだろうか。ぼく自身、既に大人になってしまっているから、過去の自分を振り返ることしかできない。 確か、そのどちらも言ったことがあるような気がしている。...
最新のもの、流行を消費する社会が加速しているように思える。...