武藤太郎

1978年 静岡県静岡市生まれ。掛川市在住。静岡大学教育学部附属島田中学校、島田高校卒。アメリカ留学。帰国後東京にて携帯電話などモバイル通信のセールスに従事。2014年、家業である掛茶料理むとうへ入社。料理人の傍ら、たべものラジオのメインパーソナリティーを務め、食を通じて社会や歴史を紐解き食の未来を考えるヒントを提示している。2021年、同社代表取締役に就任。現在は静岡県掛川市観光協会副会長も務め、東海道宿駅会議やポートカケガワのレジデンスメンバー、あいさプロジェクトなど、食だけでなく観光事業にも積極的に関わっている

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ポップカルチャーはやがてクラシックになって、それからどうなる。 2024年7月22日

2024/7/22    , ,

文化ってなんとなく高尚なものだと思いこんでしまうようなところがある。伝統というかクラシックというか、ちょっとお硬いイメージ。だから、ちゃんと学ばなくちゃいけないような気にもなるし、そういうことを言う人 ...

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妄想世界膝栗毛。のすゝめ。 2024年7月21日

いま住んでいるところをもっと快適でより良いものにする。ことの大小はあるけれど、誰でも考えたことがあるだろう。パソコンはこっちに置いたほうが良いかな。テレビの角度はどうだろう。水回りはキレイな方が気持ち ...

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「飴食うか?」近代的コミュニケーションの知恵。 2024年7月20日

妻のバッグの中にはいつも飴が入っている。出先で子どもたちが「お腹が減った」と言い出したときに取り出すのも飴だし、ちょっとぐずったときにも飴が登場する。バッグの中で大きなスペースを専有することもないし、 ...

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自然と「させられてしまう」ってことあるよね。 2024年7月19日

2024/7/19    ,

地元民にもあまり知られていないけれど、静岡県西部地方でも鱧が捕れる。捕れるんだけど、あまり買い手がつかない。面倒だし、鱧切りというちょっと変わった技術も必要だし、なにより「わぁい!鱧だ〜!」とテンショ ...

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「意味がないこと」ってなんだろう? 2024年7月18日

2024/7/18    , ,

「一見して意味の無さそうなもの」という時、「意味がない」ってどういうことのなのだろう。意味のない仕事、意味のない研究、意味のない動画。SNSなどでも時々見かけるのだけれど、なんとなくわかったようなわか ...

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「料亭の味」は、料亭の味ではない現象。 2024年7月17日

2024/7/17    ,

商品コピーとしての「料亭の味」というのは、本当の料亭の味とは違う気がする。ぼくなんかが勝手に料亭を代表するわけにもいかないのだけれど、個人的に知りうる限りでは「ぜんぜん違う」なのだ。 先日、テレビ番組 ...

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企み事ってワクワクするよね。 2024年7月16日

いま、新たなイベントを企画している。結構前からやりたいとは思っていたんだけど、最近になって兄弟と話し合ったところ、どんどんやるべきだと背中を押された次第だ。むろん、一人で出来るわけもなく、兄弟を始め色 ...

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コミュニティとかコミュニケーションとか。 2024年7月15日

どうやらぼくは、コミュニティとかコミュニケーションというものに強く興味を惹かれるらしい。自覚はなかったのだけれど、これまでの仕事を振り返ってみると、ひとつの共通項のように浮かび上がるキーワードのようだ ...

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個々よりも全体を楽しむほうが一般的。 2024年7月14日

2024/7/14    , ,

たいていのことは相対的なもの。絶対値なんて見せられても、それだけじゃわからんよね。というようなことを、老荘思想や禅の思想から感じている。低気圧も高気圧も、ある程度の目安はあるけれど、周囲の気圧と比較し ...

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複数のヒエラルキーをいい意味で楽しむ。 2024年7月13日

妹がダンス教室に通っている。40を越えてからの趣味だ。元々やっていたことがあるわけでもないけれど、興味があったので楽しみとして始めたという。 彼女よりも、中学生や高校生の方がずっと先輩になる。だから、 ...