武藤太郎

1978年 静岡県静岡市生まれ。掛川市在住。静岡大学教育学部附属島田中学校、島田高校卒。アメリカ留学。帰国後東京にて携帯電話などモバイル通信のセールスに従事。2014年、家業である掛茶料理むとうへ入社。料理人の傍ら、たべものラジオのメインパーソナリティーを務め、食を通じて社会や歴史を紐解き食の未来を考えるヒントを提示している。2021年、同社代表取締役に就任。現在は静岡県掛川市観光協会副会長も務め、東海道宿駅会議やポートカケガワのレジデンスメンバー、あいさプロジェクトなど、食だけでなく観光事業にも積極的に関わっている

「ふわほろ食感」おにぎり考。 2023年12月8日

2023/12/8    , , ,

「おにぎり」は立派な料理である。お米の種類や炊き方にもいろんな工夫があるし、どんな具材をどのくらい使うのか。中に入れるのか、混ぜるのかという選択もある。海苔はどんなものが良いのだろう。などと考えていく ...

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世界は想像していたよりもずっと広かった。 2023年12月7日

2023/12/7    , ,

世界は広い。時代を現代に限ってみても、知らないことはとても多いよね。ニュースで知ることが出来るのは、ニュースになりそうなことだけ。どこでどんな人がどんな生活をしているのか。何を食べて、何を見て何を考え ...

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マーケティングとしての「無添加」。 2023年12月6日

2023/12/6    , ,

食品添加物を使っていません。天然の材料だけで作りました。無添加。とかなんとか、似たような文言は日本中のアチコチで見聞きする。これ、なんだか胡散臭いよなぁ、なんて思っているんだけど、ぼくだけだろうか。 ...

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「余白」を生み出そうとすると、仕事が早くなる。 2023年12月5日

2023/12/5    , ,

仕事が遅いとか、ギリギリになってドタバタするのって、取り掛かりが遅い場合が多い。1時間でできると思っていた作業も、やってみたらもっと時間がかかってしまう、というようなこと。そもそも作業のひとつひとつが ...

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今度、ごはんでも行きましょうよ。 2023年12月4日

今度一緒にご飯でも行きましょう。というのは、よく聞く社交辞令のひとつだろう。付き合いの中で、物事を円滑にするために言うこともあれば、本音で言うこともある。また会いたい。その時は本当にそう思っていても、 ...

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発着地型観光じゃないスタイル。旅程型観光は成り立つのか。 2023年12月3日

2023/12/3    , , ,

旅の楽しみのひとつには、旅程があると思うんだ。若い頃の貧乏旅行なんかは、行った先のことはあんまり覚えていなくて、道中でふざけあったこととか、失敗したこととかのほうが記憶に残っている。ドライブデートをし ...

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歴史を変えるほど「欲しがられる」のはなぜだろう。 2023年12月2日

2023/12/2    , , ,

食の来歴を見ていくと、ある一定の食材が世界的に流行するという現象があることがわかる。それも、短期的な流行ではなくて、長い時間をかけて「多くの人が欲しがるもの」が成立していくのだ。 これまでに取り上げて ...

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発想のジャンプ。魔改造文化はどんな構造になっているのだろう。

2023/12/1    , , , , ,

発想のジャンプには、どうやらお作法というか手順のようなものがあるかもしれない。そうしなければいけないというようなものでもないし、それが正しい手順だというわけでもない。観察してみると、似たような傾向があ ...

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食の多様性に対応するコストを考える。社会の食事情を考える糸口を探る。 2023年11月30日

2023/11/30    , , ,

食べられないものがある。と一口に言っても、その理由は様々だ。アレルギー体質ということもあるし、宗教上の理由もあるし、ただ嫌いだということもある。嫌いというのにもいろいろあって、作る側としても困ってしま ...

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そこに在るモノを取り込んで楽しむ。そのためには? 2023年11月29日

科学博物館特別展「和食」を振り返りながら、日本は多様な食材に恵まれた環境なのだということを改めて感じた。いろんな野菜や山菜、キノコに魚介があって、まさに百花繚乱。組み合わせは無限大にも思える。それだけ ...