家族の中で何かを売ったり買ったりすることって、あんまりない。世帯を別にしている兄弟であれば、売買はあるだろうけれど、例えば一緒に暮らしている夫婦間でのやり取りって、想像できないんだよなあ。いろんな家族のかたちはあるのだろうけれど、少なくともうちの家庭では考えられない。...
昨日の続きです。砂糖の話から外れて、おもに社会構造の考察になってきている。...
砂糖とその産業に関連する歴史を紐解いていくと、いくつかの不思議な現象に出会う。不思議というとやや誇張が過ぎるのだけれど、理解するのに時間を要する現象という意味で、僕の目には不思議なことのように映るということだ。...
地元の観光協会で活動していると、けっこう面倒なことに出会う。少しだけ背景を説明するところから始めよう。...
東南アジアや中央アジアに旅行された方は体験したことがあるかもしれない。一物一価など無縁の世界がそこには広がっている。上記のようなコストの概念が適用されている場合もあるが、多くはボッタクリ根性に見える。しかし、そこには「持てるものからは対価をもらい、持たざるものには恵みを」という...
砂糖のような世界商品は、ある程度共通の価格で安定すると言われる。経済学における「一物一価の法則」というやつだ。自由経済市場で、なおかつ同一の市場で同一時点ならば、自然と価格は一定に定まる傾向にあるという。...
やりたいことだけで生きていく。ということをしようと思うと、それが実現する人と、そうではない人が生まれる。なぜだろうか。比較的自由に生きているつもりではあるのだけれど、それでもやりたいことだけで生きているようには感じられていない自分がいる。一方で、割りと好きなことをやっているよう...
野球の世界大会であるWBCが大いに盛り上がっている。テレビでは毎日報道されているが、ぼくのスマホニュースアプリではあまり盛り上がっているようには見えない。というのは、ぼく自身のWBCに対する興味が反映されているからだ。...
昨日の続きです。 なぜ「食」が切り出されるほどに注目されているのかを考えてみる。...
世界中の観光業が低迷していたのは、それが新型コロナウイルスによる世界的大流行だったことは周知の事実だ。観光に関連する事業者は、大きな打撃を受けたし、その打撃に耐えきれなかったものは退場した。なんとか耐えている事業者も、その多くはこれからが正念場であるだろう。...