昨日の続きです。 日本古来の日本らしさを考えるのならば、それは外来文化が強く影響するよりも前を見てみるのが良いと思った。けど、残念ながら、そんな時代の文献は存在しないのだ。なにせ、当時の文字による記録がない。もう、考古学的な調査が必要な世界だ。...
「日本料理の変遷」シリーズを通して、日本文化とはなにかについて見てみようと思っていた。なにか掴めたのだろうか。ということで、今一度振り返ってみることにする。...
食のパーソナライゼーション。これについて、随分前にも書いたことがあるのだけれど、今回思いついたことがあるので少し書き出してみようと思う。...
世界中のほとんどの社会には、主食が存在している。日本における米のように、それを神聖視したり精神的にも質的にも重用しているケースすら、いくつも見られる。むしろ、近代以降のヨーロッパやアメリカのように主食がその絶対的なポジションから影を薄めているケースのほうが少ないように見える。...
正月はずっと営業していたので、初詣に訪れた頃には神社も静かなものだった。当然ながら露店も出ていないし、ほとんど日常。正月というのは、あっという間に過ぎ去っていくものなのだな。...
「おいしさ」は長らく、情緒的な価値と考えられていました。しかし、最近の研究で「おいしさ」から導き出される幸福感が、健康効果もを持つという新たな側面に光を当てることになりました。 とある研究の記事の文章。...
最近になって、はたと気がついたことがある。実は、穀類は食べにくいものなのではないだろうか、ということだ。現代の米や麦、トウモロコシなどを想像すると、そんなことはないだろうと言いたくなる。けれども、元々人類が農業を始めた頃の穀類はどうだったのだろうか。...
昨日からの続きです。...
お茶の話をしたのは、もうずいぶん前になる。たべものラジオの第3シリーズ。あの頃は、色々と試行錯誤の中だったなあ。今思うと、調査の課題もあって物足りない部分もあるし、逆に功を奏していい感じに情報が削ぎ落とされているようにも聞こえる。どちらにしても、力量不足。まぁ、だからといって今...
観光協会のイベントで講話を聞く機会がある。基本的に毎年実施していて、これからの観光施策を考える上でもいろいろと考えたり学んだりという企画なのだ。実は、毎回楽しみにしている。 ただ、時々はちょっとなあと思うこともあるのだ。...