武藤太郎

1978年 静岡県静岡市生まれ。掛川市在住。静岡大学教育学部附属島田中学校、島田高校卒。アメリカ留学。帰国後東京にて携帯電話などモバイル通信のセールスに従事。2014年、家業である掛茶料理むとうへ入社。料理人の傍ら、たべものラジオのメインパーソナリティーを務め、食を通じて社会や歴史を紐解き食の未来を考えるヒントを提示している。2021年、同社代表取締役に就任。現在は静岡県掛川市観光協会副会長も務め、東海道宿駅会議やポートカケガワのレジデンスメンバー、あいさプロジェクトなど、食だけでなく観光事業にも積極的に関わっている

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仕込みって何をやっているの? 2022年11月5日

2022/11/5    , , ,

仕込みって何やっているの?という素朴な質問をいただいた。そうか。ぼくらにとっては日常だけれど、想像つかないかもなあ。 仕込みというのは、予備作業のことを指している。そんな理解かな。一次加工と言い換えて ...

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「嫌いな人がいない」という違和感について考えてみた。 2022年11月4日

「私には、嫌いな人なんていません。そう言う人は、ちょっと信用しきれないんだ。」というのは、僕が言っているのではなくて、聞いた話だ。 言った人は、個人的にお付き合いのある人で、信頼している人なのだ。なん ...

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価格と価値のバランスを考える。 2022年11月3日

2022/11/3    , , ,

びっくりするくらいに経費がかさんでいる。もうね、これは経営を大きく見直さなくちゃいけないよ。原材料も値上がりしているし、電気ガス水道も値上がりしている。節約はするけれど、それも限界だよなあ。なにせ、昨 ...

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掛川百鬼夜行と報徳のまちづくり。2022年11月2日

今日は、先日掛川で行われた「掛川百鬼夜行」のはなし。平たく言って、和風ハロウィンと表現されることが多かったようだ。正直、事前の感覚としてはそこまで和風にならないんじゃないかと思っていたんだけど、蓋を開 ...

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言葉遊びと食文化。2022年11月1日

2022/11/1    ,

日本料理には、ダジャレというか言葉遊びがとても多い。日本料理という言葉を使うと、なんだかフォーマルな様式のように感じてしまうけれど、もっと身近な存在なんだろうな。日本人にとって、普段の食生活の中にはた ...

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季節感でちょっと素敵に。 2022年10月31日

まだ秋、なのかな。今年は春と秋がとても短い気がするんだよね。料理の献立を考えるときには、季節感を大切にする。というのが日本料理の特徴のひとつ。これって、意外と悩むところなんだ。 季節「感」というのがポ ...

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あの時もっと勉強しておけばよかった。と思ったことない? 2022年10月30日

2022/10/30    , , ,

大人になると「あの時もっと勉強しておけばよかった」という話をしがち。なぜだろうね。英会話が必要なシーンになると、特にこういうセリフを聞くことがある。海外旅行とか。やってこなかったんだからしょうがない。 ...

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自由研究の思い出と、大人の自由研究。 2022年10月29日

2022/10/29    ,

自由研究って、今いろんな本とかウェブサービスがあるのね。こんなパターンがあるよとか、こんなのやったら良いよとか、やり方はこんな方法があるよとか。確かに、そういう参考書があると助かるんだろうけれどさ。な ...

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「料亭の味」というコピーが苦手。2022年10月28日

2022/10/28    ,

ご家庭で料亭の味。というキャッチコピーが苦手だ。なんなら、無くなってしまえば良いとすら思っている。たぶん、出汁がきいている、ということを言いたいのだろう。けれども、そうじゃない意味で伝わっているような ...

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リポジショニングとかピボットとか 2022年10月27日

2022/10/27    , , ,

仕事をし始めて、何年も同じことをやっているとそれなりに安定してくる。スキルも蓄積されるし、経験も貯まる。それなりに社会の中で求められていれば、収入だってそこそこ安定する。その地に安住することは、比較的 ...