家族の中で何かを売ったり買ったりすることって、あんまりない。世帯を別にしている兄弟であれば、売買はあるだろうけれど、例えば一緒に暮らしている夫婦間でのやり取りって、想像できないんだよなあ。いろんな家族のかたちはあるのだろうけれど、少なくともうちの家庭では考えられない。...
サラリーマンを辞めて商売をするようになって、つくづくと自分の能力に呆れかえる。経営とかマネジメントが下手くそ過ぎるのだ。家族だからなんとかなっているという部分が大きい。逆に家族だからこそ出来ていない部分も大きい。...
東南アジアや中央アジアに旅行された方は体験したことがあるかもしれない。一物一価など無縁の世界がそこには広がっている。上記のようなコストの概念が適用されている場合もあるが、多くはボッタクリ根性に見える。しかし、そこには「持てるものからは対価をもらい、持たざるものには恵みを」という...
砂糖のような世界商品は、ある程度共通の価格で安定すると言われる。経済学における「一物一価の法則」というやつだ。自由経済市場で、なおかつ同一の市場で同一時点ならば、自然と価格は一定に定まる傾向にあるという。...
「えー、いわしっ!いわしっ!」 「おう、はっつぁん。今朝も精が出るねぇ。」 「旦那、いかがですか?今朝は良いのが入ってますぜ。」 「そうだねぇ。はっつぁんとこのイワシはいつも良いから助かるよ」...