武藤太郎

1978年 静岡県静岡市生まれ。掛川市在住。静岡大学教育学部附属島田中学校、島田高校卒。アメリカ留学。帰国後東京にて携帯電話などモバイル通信のセールスに従事。2014年、家業である掛茶料理むとうへ入社。料理人の傍ら、たべものラジオのメインパーソナリティーを務め、食を通じて社会や歴史を紐解き食の未来を考えるヒントを提示している。2021年、同社代表取締役に就任。現在は静岡県掛川市観光協会副会長も務め、東海道宿駅会議やポートカケガワのレジデンスメンバー、あいさプロジェクトなど、食だけでなく観光事業にも積極的に関わっている

私にとっての「青」は、もしかしたら他の誰かにとっては「黄色」かもしれない。 2023年8月1日

子供の頃からずっと疑問に思っていることがある。「僕が見ている青は、他の人にとって同じ青なのだろうか」。たまに話を振ってみることがあるのだけれど、そもそも疑問に思っているポイントが伝わらないことの方が多 ...

日本人的な「空気読み」って、実はチームに必要な資質なんじゃないか。 2023年7月23日

人間という生き物も、実に環境に大きく左右されるのだろうと思う。生物的な話でもあるかもしれないけれど、今回は社会的な活動についてのことを指している。どのような環境で生活をするか、ということが個人の能力を ...

マニュアル操作の楽しさと食。 2023年7月22日

2023/7/22    ,

ぼくの車はマニュアル車だ。あまり乗る機械も少ないのだが、どうにも田舎というのは車がないと不便で仕方がない。買い物をするにしても徒歩圏内にあるのはコンビニエンスストアくらいのもの。それも10分程度のとこ ...

日本の食文化とこれからの世界。 2023年7月21日

2023/7/21    ,

たべものラジオの最新シリーズは「そば」。落語と絡めながら歴史を振り返っていくと面白いだろうなと気軽に始めたのだけれど、これがなかなかどうして奥が深い。 麺としての蕎麦。正しくは、蕎麦切りなのだけれど、 ...

使いっぱなしの生活。 2023年7月20日

窓から外を眺めれば、かつては茶畑だった場所には藪が広がっている。いくつもの畑が消えていくけれど、その畑は山に戻ったり、宅地や工場になったりと行く先は様々だ。当店のある場所だって、半世紀ほど前までは山だ ...

使わなくなることを前提とした商品設計。 2023年7月19日

1年ほど前から「補助輪のようなモノ」に興味を持っている。人間が自転車に乗れるようになるまでの間だけ、それをサポートするために生まれたモノ。やがて不要になることが運命づけられていると言うか、不要になるこ ...

夏の思い出と、いろんな楽しみ方。 2023年7月18日

2023/7/18    , ,

夏の思い出のひとつに、野球観戦がある。高校生の頃には、夏の大会の応援に出かけてとても暑かった記憶がある。静岡にはプロ野球チームがないから、滅多にスタジアムに行くことはないのだけれど、それでも東京や大坂 ...

熱交換を前提にして、空気の流れを設計するまちづくり。出来るのか? 2023年7月17日

2023/7/17    , ,

今年もまた、ずいぶんと暑い夏がやってくるらしい。エルニーニョの影響で少しは冷夏のような現象が起きるかもしれないと思ったけれど、そんなことは無いそうだ。昨年からのいろんな気候現象があって、それらの複合的 ...

「面白い」って、どんなこと? 2023年7月16日

世の中には面白いものと面白くないものがある。それが、すべての人にとって同じものだということが無いから、これまた面白い。 誰かと一緒にいても、同じポイントで笑うこともあれば、ぼくが全く興味のないことで爆 ...

ノーミス前提の社会って厳しすぎないかな。 2023年7月15日

まだ、勉強が中心であるはずの年齢の頃。時々行われる学力テストで90点以上だったら、まず親に文句を言われることはなかった。当たり前のように高得点を取っていたのは小学生の頃までで、そこから先はあまり見るこ ...