武藤太郎

1978年 静岡県静岡市生まれ。掛川市在住。静岡大学教育学部附属島田中学校、島田高校卒。アメリカ留学。帰国後東京にて携帯電話などモバイル通信のセールスに従事。2014年、家業である掛茶料理むとうへ入社。料理人の傍ら、たべものラジオのメインパーソナリティーを務め、食を通じて社会や歴史を紐解き食の未来を考えるヒントを提示している。2021年、同社代表取締役に就任。現在は静岡県掛川市観光協会副会長も務め、東海道宿駅会議やポートカケガワのレジデンスメンバー、あいさプロジェクトなど、食だけでなく観光事業にも積極的に関わっている

ノート、どんなふうに使ってる? 2025年5月15日

2025/5/15    ,

学生時代に、めちゃくちゃキレイにノートをとっている人がいたじゃない。それが得意な人もいれば、苦手な人もいて。ノートをキレイに書くことに集中しちゃって、授業内容があまり頭に入っていないようなことも言われ ...

地元の酒には地元の食事が一番なのか。 2025年5月14日

2025/5/14    , ,

本当に地元の酒には地元の食事が一番合うのか?とまぁ、そんな話題が目に入った。面白い問いだ。ちょっと考えてみよう。 そもそも、酒というのは「酔っ払うための道具」という側面がある。ずーっと時代を遡れば、神 ...

食の楽しみってなんだろう。 2025年5月13日

2025/5/13    ,

ちょっと前に、戦時のエピソードを読んでいて見つけのだけれど、どうやら人は暇を持て余すと料理を凝りだす傾向があるらしい。人は、というのは主語が大きすぎるのだろうけれど、ちょこちょこ記録を見かけたのだ。細 ...

飲食店のあれこれ雑感 2025年5月12日

2025/5/12    

久しぶりに立ち寄った中華料理屋は、そこで働く人の顔ぶれがすっかり入れ替わっていた。カタコトの日本語を話す店員さんは、子どもたちの顔を覚えていて笑顔で迎えてくれていた。けれども今は、全く知らない別の「カ ...

ぼくの靴にはキズがある。 2025年5月9日

2025/5/9    

ぼくの靴にはキズがある。サラリーマン時代から履いている革靴も、好きで買ったブーツも、それぞれにキズがついている。時々手入れもしているし、それなりに丁寧に履いてきたつもりだけれど、やっぱりどこかにキズが ...

言葉はファジーじゃないとコミュニケーションツールにならない。 2025年5月8日

日本人は、物言いがストレートではないと言われる。ストレートに言わないから伝わりにくいということで、ちょっと批判的な意味が込められている気がする。だけどさ。日本以外でもストレートに表現しない文化ってある ...

連休を分散取得するとどうなるんだろう。 2025年5月7日

2025/5/7    

ゴールデンウィークは、例年通り仕事をしていた。多くの人が休日を過ごしている間に働くのが当たり前の生活を送っていると、いまさらみなさんと同じように休みたいとは思わなくなってくる。ぼくらの休日は、大抵の場 ...

ぼくらに埋め込まれた精神性という財産。 2025年4月28日

2025/4/28    

日本のコンビニ弁当がスゴイ。町はキレイだし、安全だし。道行く人は、どんなに混雑していてもぶつかることなく歩いているし、順番を守ってきちんと並ぶ。時々メディアで目にするのは、外国人から見た「日本のスゴイ ...

日本の食文化を支える技術者ってスゴイよね。 2025年4月25日

2025/4/25    ,

なにかしら課題があったとして、もし因果関係がはっきりとした原因が分かったとする。その場合は、原因を取り除けば課題は解決される。なんてことは、よくある話。例えば、部屋の中で家の鍵がどこにあるかわからなく ...

幕の内弁当擁護論。 2025年4月24日

幕の内弁当をアナロジーとして使われることがあるらしい。例えば、商品の企画の話で、「ターゲットを設定せずに、無難に構成された、誰にも響かないプロダクト」という意味で用いられる。もっと絞り込むべきだ、唐揚 ...