Tagコミュニケーション

話し合いの作法と情報共有。 2023年5月23日

話し合いという場で、どうしても会話が噛み合わないことがある。それは、それぞれの人が大切にしているポイントが違ったり、思想が違ったり、解釈が違ったりするからで、ある意味仕方のないことだ。むしろ、そうした人たちとの対話は望ましいとすら思う。ただ、上記のこと以外で会話が進まないことが...

「顔合わせ」と「結納」の意義。歴史に裏打ちされた現代における機能。 2023年5月19日

「顔合わせ」「結納」は、結婚に関連する儀式である。昨今は、その存在意義が伝承されていないのか、様々な問い合わせが増えている。それとともに、個々の自由な言葉の解釈に変化してしまっていて、会話の齟齬すらも起きているらしい。...

結婚式の意義について考える。人と人のつながりを作ってきた社会の仕組み。 2023年5月18日

先日、お店の企画として「食×婚礼」という動画を収録した。そろそろ、一般公開されているだろうか。たべものラジオのように、事前調査にメチャクチャ労力がかかる収録もあるけれど、その場で色々と思考しながらの収録は当日の労力が高いらしい。少々脳みそが疲れた。...

電話営業は古いのか。何が「迷惑」と感じさせるのか。 2023年4月25日

「ウェブマーケティングの専門企業です。貴店の集客を2倍に出来ます。」という電話がかかってきた。とても興味深い話だ。興味深いのは、集客を増やせるという実利の話ではなくて、その企業の営業方法についてである。話によると、ウェブ媒体の工夫だけで集客を2倍に出来るというのだから、相当集客...

言語コミュニケーションと観察によるハイコンテクストコミュニケーション。 2023年4月23日

日常の仕事場で働いている人たちの顔ぶれは、両親と兄弟。お客様や仕入れ業者と会わない限り、ぼくらは常に家族という小さなコミュニティの中で生きている。家族経営の良し悪しは、色々と語られているけれど、おそらくビジネスの初期段階では家族というのが最初の組織なんだろうな。と、勝手に想像し...

「意外とイケる」という感触。「失いたくないもの」の再発見。2023年4月14日

感染症による社会の変革は、長い人類史の中では数多く見られる。歴史の教科書を読むと、短い文章で記されているだけのことが多いようだけれど、当事者たちにとっては大変な社会変革だったことだろう。近年の新型コロナウイルスによるパンデミックを考えれば、それなりに想像できるかもしれない。...

「伝える」をプロフェッショナルから学んで、自分なりに考えてみる。 2023年4月12日

ずいぶんと前のことだけれど、ニュースキャスターの久米宏さんがインタビュー番組の中でこんなことを言っていた。テレビというのは、ラジオに比べて情報量が多い。そのことで、意識が分散されてしまって、伝えたい情報が伝わらないことがある。...

スローフード運動と、小さなコミュニティと食の社会課題を考える。 2023年4月1日

昨今ではあまり聞かなくなってしまったけれど、かつてスローフード運動という言葉が叫ばれた時代がある。テレビや新聞などのメディアでよく見かけたものだ。現在では、あまり見かけなくなってしまったのだけれど、その動き自体が消えてしまったわけではないし、もしかしたら他の言葉に置き換えられて...