やっと長い長いトンネルを抜けようとしているはずだ。もちろん、パンデミックのことを言っているのだ。抜けられるはずなのに、いまだに自粛警察的なものがゼロにならないのは、どういうこsとだろうか。休日にショッピングモールなどに出かけると、多くの人がマスクをしている。そういうぼくたちも、...
もしかしたら以前どこかで話したかもしれないのだけれど、現代の食産業は、産業革命期のアーツアンドクラフツ運動の時期に似ているののじゃないかと思っている。簡単に言うと、産業が近代化した時にあらゆる物が工場で機械的に生産されるようになった。安価でデザインを置いてきぼりにした家具などが...
「大人になりたくない」と「早く大人になりたい」という気持ちを考えたとき、あなたはどちらのタイプだろうかだろうか。ぼく自身、既に大人になってしまっているから、過去の自分を振り返ることしかできない。 確か、そのどちらも言ったことがあるような気がしている。...
個人的に直接知っている料理人、特に若い世代の人たちにはよく伝えることがある。と言うと、なんだかとても偉そうに聞こえる。料理人としての技術や価値という意味では、ぼくなんかよりもずっと素晴らしい人達がいるので、その土俵で物を申したいという意味ではない。もっと思想の部分の話。技術者と...
たべものラジオのために勉強をしていて、つくづくと感じることがある。料理や食文化というのは、生活であると同時に思想でもありアートでもある。そんなふうに見えるのだ。...
ずいぶんと前のことだけれど、ちょっと面白いことがあった。ぼくは、とある人に箸の持ち方について指摘されたのだ。その端の持ち方は「正しくない」と、その「マナー講師」を名乗る方に言われた。気持ちは分からないでもないのだけどね。どうにもしっくりこない。...
未来を考える時には、いくつかの通り道がある。今出来ることを積み上げるスタイル。それから、やるべきことを目指すスタイル。あとは、とにかく理想の姿を妄想するスタイル。...