大仰なタイトルをつけてしまった。...
食べ物の歴史をたどっていると、一体どこからどこまでが和食なんだろう、と思う。先日、数組のリスナーさんがふぐ料理を食べに来店されて、そんな話をした。...
新規性を問われる場面がある。会社の事業、起業して投資を得る時。音楽や絵画などのアートの文脈でもそうだし、スポーツや旅行、政策などなど。明確な評価軸として新規性が語られることもあれば、雰囲気ということもある。今までとは違うことが試されるのだけれど、それは本当に良いことなのだろうか...
時代が違う。この数十年の間に、テクノロジーも経済も大きく変わって、社会の構造そのものが大きく変わった。幼少期の記憶は、まるで古典を読んでいるようですらある。...
このところ急激に視力が落ちている。いわゆる老眼。睡眠不足も原因のひとつかもしれないけれど、目を使いすぎているのだろうか。シンプルに加齢が原因なのだろうか。困ったことに、近くだけでなく遠くのものが少し見にくくなってきてしまった。両方の視力が落ちてきているのだ。まぁそれでも、一般的...
歴史には「移り変わる文化」と「累積する文化」がある。と言われる。なんとなくわかる気がする。昨日も少しだけ通信の変革について触れたんだけど、世の中の通信は大きく変わったよね。それとともに、ぼくらの「当たり前」や「日常」も大きく変わった。...
たべものラジオの影響で、明治時代や江戸時代の出来事が「そんなに昔のことじゃない」とか「結構最近なんだね」という感想を持つようになってしまう。そんな現象が起きている。ぼく自身もそうだし、聞いている人たちにも波及しているらしい。...
日本人は会話中に目を合わせないと言われる。全てではないだろうけれど、その傾向が強いのだとか。そりゃそうだろう。日本人にとって、じっと目を見つめ合うという行為は、特別なことなんだから。...
食の歴史を調べていると、領土とか国境といったものと、文化は一致しないのだなと思う。どんなに為政者が土地に線を引いても、文化や慣習、もっと言えば考え方のようなものだって混ざり合う。完全な分離なんか出来ないのだろう。...
お店によって、訪れる頻度はいろいろだ。一ヶ月に何度も訪れる店もあるし、年に一度だったり、数年に一度、一生に一度ということもある。物理的な距離や、心理的な距離によって違いが出来るのだろうか。金額的なこともあるだろうし、そもそも用がないということもある。事情はいろいろだ。...