やっと、少しずつ旅行が出来るようになってきた感じがしている。日本では、という注釈がつくのかもしれない。既に他の国々では、日常が戻っていて旅行というものを楽しみ始めているらしい。国の方針が打ち出されても、まだマスクをしている人が多い日本では、旅行客が増えるまでには時間がかかるのだ...
休日は、あまり家にいることがない。なにしろ、家と職場が間近にあるので、普段家の外に出かける機会が圧倒的に少ないのだ。せめて、休みの日くらいはと、家から距離をおいて外の世界を楽しむことにしている。...
最近なにかと話題になっているChatGPT。興味本位で使ってみた人もいると思うけど、たしかに面白い。それこそ、ウィキペディアで調べられるような内容ならば、短くまとめて教えてくれる。まぁ、無料のバージョンでは、口からでまかせのような内容も含まれて入るのだけど。それにしても、本当っ...
言語化するのがバカバカしくなる時がある。あのときもそうだ。町から離れた里山にある場所で見た、いくつかのアート。人から紹介されなければ、きっと知ることもなかっただろう。通りすがりに目につくような場所でもなければ、看板が設置されているわけでもない。...
この時期、どこの商業施設も人が溢れている。学校が春休みの間に、子ども同士で遊びに行くこともあるだろうし、家族揃って出かけられるチャンスでもある。ぼくは土日祝日が仕事なので、平日に学校や幼稚園がないことは家族で遠出する数少ない機会だ。...
20年以上前のことになるけれど、2年ほどアメリカに住んでいたことがある。西海岸のカリフォルニア。住まいはノースリッジ、パサディナ、最後はロサンゼルスの南側へと移していた。あまり何も考えていなかった10代の終わり頃。何をしていたのかというと、大して何もしていなかった。...
落語の世界に登場する人物には、ある程度決まった名前と役割が与えられている。熊さんだとか八っつぁんといった名前が登場したら、大抵は大工などの仕事をしている。「あっしは学のある方じゃありませんがね。腕っぷしにはちょいと自信があるんでさぁ」なんてことを言う。人情味があって、思いやりも...
ずっとずっと考えてきたことがある。たべものラジオを始めるよりも前のことだ。ぼくが食産業の端っこにちょこんと足を載せた頃から考え続けてきたことである。 以前、このエッセイの中でも書いたことがあるのだけれど、父が作った料亭を引き継ぐときには食について色々と勉強したし、考えまくった。...
水ってとっても大切よね。日本にいると、当たり前のように飲むことが出来てしまうから、その恩恵については意識しないと気が付かないかもしれない。まるで空気のような存在になっている。だから、なにかの機会を捉えては、水や土について考えるように意識していこうと思う。土壌学の研究者である藤井...
わかっているけれど、そんなの当たり前だと思っているけれど、でもやっていない。そんなことが日常に溢れている。たぶん、ぼくだけじゃなくて、ほとんどの人はそうだろうと思う。...