武藤太郎

1978年 静岡県静岡市生まれ。掛川市在住。静岡大学教育学部附属島田中学校、島田高校卒。アメリカ留学。帰国後東京にて携帯電話などモバイル通信のセールスに従事。2014年、家業である掛茶料理むとうへ入社。料理人の傍ら、たべものラジオのメインパーソナリティーを務め、食を通じて社会や歴史を紐解き食の未来を考えるヒントを提示している。2021年、同社代表取締役に就任。現在は静岡県掛川市観光協会副会長も務め、東海道宿駅会議やポートカケガワのレジデンスメンバー、あいさプロジェクトなど、食だけでなく観光事業にも積極的に関わっている

情報を入手したら下ごしらえする。思考の仕込み。 2023年11月12日

2023/11/12    ,

しばらく前に、ちょっとしたインタビューを受けた。インタビューと言っても、なにかのメディアで紹介されるわけではなく、ちょっと意見が聞きたいという類のもの。地元のとある企業が、まちづくり事業を開発するに当 ...

無ければ無いなりに、有るもので楽しむ。 2023年11月11日

2023/11/11    , , , ,

最近のテーマというか、きっと大切なことなんだろうなと感じていること。それは、「無ければ無いなりに、有るもので楽しむ」ということだ。 例えば、料理を作ろうとしてレシピブックを開く。あぁ、これを食べたいな ...

カラオケと料理と遊びのはなし。 2023年11月10日

日本人ってカラオケ好きだよね。というか、多分、歌唱力の平均値が高いんじゃないかと思うんだ。あまり海外の人と一緒に歌を歌う機会はないのだけれど、たまたまカラオケに行くことがあった。有名なバンドの歌を熱唱 ...

「強い作物」と「使いやすい作物」と「保存性」。食糧生産の多様性を考えてみる。 2023年11月9日

2023/11/9    , ,

ちかごろ、すっかり気候が暖かくなったせいで、どうやら秋のジャガイモの生育が悪いらしい。というのは、たぶん近隣の話。全国的にどうなのかは知らないけれど、そうらしい。発芽から生育までの気温が高すぎるって言 ...

特別なゴミの捨て方。2023年11月8日

2023/11/8    , , ,

この仕事をしていて、ずっとゴミのことを気にしている気がする。五味とゴミ。音が同じでややこしいが、料理屋にとってはどちらも大切なことだ。 料理をしようとすると、必ずゴミが出る。野菜でも魚でも、食べること ...

実学と教養について自分なりに言語化を試みたら、ぼくは変人ということになった。 2023年11月7日

たべものラジオで取り扱っている内容は、正直なところあまり役に立たないんじゃないかと思っている。役に立たないというのは誤解を招く表現かもしれないけれど、これを知ったからと言って仕事ができるようなるわけで ...

江戸時代に「循環型社会」は意識されていたのか。未来人視点の現代。 2023年11月5日

2023/11/6    , , , ,

たべものラジオの影響で、ぼくのグーグルアカウントはやたらと「歴史」「食」「健康」「テクノロジー」などのキーワードの組み合わせでニュースを紹介してくれる。おかげで、検索の手間も省けるし、時には自分で検索 ...

つまるところ、ぼくらは太陽のおかげで生きている。 2023年11月5日

昨日、人類社会が食料を獲得するとはどういうことかについて、マクロ視点で捉えてみようという試みをしてみた。あまり実感がないのだけれど、結局のところ「自然界のエネルギー」を受け取っているという部分は間違い ...

食料と人類社会という、大きな視点で構造を観察してみる。 2023年11月4日

2023/11/4    ,

ここ近年、フードビジネスが活況だ。と感じるのは、ぼく自身が食に関わる立場だからだろうか。これまでの報道を見ていると、ビジネスの発展という側面だけでなく、食糧問題やそれに関連する内容が増えてきているよう ...

出口戦略で考える「私達はどう生きるか」。 2023年11月3日

2023/11/3    , ,

大仰なタイトルをつけてしまった。 ずいぶんと前のことになるけれど、とある団体に所属していたことがある。勉強会なのだけれど、経営の実務と言うよりも、心構えとか解釈とか精神的な部分が中心だった。正直なとこ ...