武藤太郎

1978年 静岡県静岡市生まれ。掛川市在住。静岡大学教育学部附属島田中学校、島田高校卒。アメリカ留学。帰国後東京にて携帯電話などモバイル通信のセールスに従事。2014年、家業である掛茶料理むとうへ入社。料理人の傍ら、たべものラジオのメインパーソナリティーを務め、食を通じて社会や歴史を紐解き食の未来を考えるヒントを提示している。2021年、同社代表取締役に就任。現在は静岡県掛川市観光協会副会長も務め、東海道宿駅会議やポートカケガワのレジデンスメンバー、あいさプロジェクトなど、食だけでなく観光事業にも積極的に関わっている

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どうするニッポン。水大国の行く末。 2023年7月6日

2023/7/6    , , , ,

日本は水資源大国だと言われている。陸地がさほど大きくないにも関わらず、利用できる真水の量が多い。日常的にも雨がふるし、台風もあれば梅雨もある。中央山脈には雪が積もっていて、山が保水力を持っている。供給 ...

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コミュニケーションと分配のまちづくり。 2023年7月5日

かつて、日本は300ほどの藩に別れていた。68の国があって、その中に小さな藩がいくつもあったのだという。平均すると各県に7藩くらいだろうか。興味深いことに、未だにそれを引きずっている意識があるらしい。 ...

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歌枕と魔改造。膨大な量の果てにたどり着いた日本の独自性という質。 2023年7月4日

2023/7/4    , , , ,

日本は魔改造文化だと言われている。日本発祥のものは少ないけれど、海外から取り入れたものを魔改造し続ける。その結果、原型がわからないほどに魔改造が施され、それは日本独自のものに昇華される。そして、日本発 ...

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幸福感を生み出す味噌汁論。 2023年7月3日

幸せな気分というのは、幸せな状態がずっと続いていると分からない。むしろ、増加した時に最も感じやすい。不幸な時間を作れとは言わないけれど、可もなく不可もなしという状態を用意しておいた方が良いのかもしれな ...

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むとう家の歴史「戦国時代の物語」 2023年7月2日

2023/7/2    

滅多に聞かれることはないのだけれど、何年かに一度くらいの頻度で「高天神城と武藤の関わり」について聞かれることがある。実は、武藤家は戦国武将の末裔なのだ。 戦国時代、日本各地に多くの武士団があった。一国 ...

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街と人との関わり方を擬人化しながら観光について考える。 2023年7月1日

観光政策とはなんだろう。ということをしばしば考える。あいも変わらず、そもそも論になってしまうのだけれど、それがわからないとトンチンカンなことをやってしまいそうな気がするのだ。あるいは、すでにそうである ...

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補助輪を使って直感力を鍛える。 2023年6月30日

2023/6/30    

体重計にのる機会はどのくらいあるだろう。身体測定があった子供時代のように、体の変化を数値で定期的に観測する。ということは、大人になると日常ではなくなることが多い。ジムに通っているような人、そうでなくて ...

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タンパク質を体の中で作り出す仕組み。 2023年6月29日

2023/6/29    , ,

昨日に引き続いて「濃縮タンパク質」の話だ。この単語は、ブログを書いているときに自然発生したと感じている造語。一般用語ではない。簡単に言うと、タンパク質はいろんな植物にも少量ずつ存在していて、食物連鎖の ...

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肉は濃縮されたタンパク質。代替肉が注目されている本質とは。 2023年6月28日

今、世界中で「代替肉」の開発が進んでいる。まだあまり浸透しているような実感はないのだけれど、それは日本に住んでいるからだろうか。海外では注目を浴びているというようなニュースを見ることがあるけれど、実情 ...

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誰かの代わりに考える、という仕事。 2023年6月27日

2023/6/27    , , , ,

大抵の商売というのは、「誰かの代わりにやる」がベースになっていると考えて良いのだろうか。言葉通りに捉えると、「面倒なことを代行する」という意味に聞こえるけれど、「出来ないことをやる」も含まれる。で、「 ...