武藤太郎

1978年 静岡県静岡市生まれ。掛川市在住。静岡大学教育学部附属島田中学校、島田高校卒。アメリカ留学。帰国後東京にて携帯電話などモバイル通信のセールスに従事。2014年、家業である掛茶料理むとうへ入社。料理人の傍ら、たべものラジオのメインパーソナリティーを務め、食を通じて社会や歴史を紐解き食の未来を考えるヒントを提示している。2021年、同社代表取締役に就任。現在は静岡県掛川市観光協会副会長も務め、東海道宿駅会議やポートカケガワのレジデンスメンバー、あいさプロジェクトなど、食だけでなく観光事業にも積極的に関わっている

もし夏休みが無くなったら…? 2023年8月20日

2023/8/20    , , , ,

夏休みって、こんなに長く必要なのかなあ。という疑問がある。もちろん、意味があると多くの人が認識してきた背景があるから、あちこちの国で採用されているんだろう。それにしても、いつからこのシステムになってい ...

夏休みの思い出の一つ、宿題。 2023年8月19日

2023/8/19    ,

そろそろ夏休みも終わりに近づいてきている。小中高生は、夏休みの宿題の追い込みに入る頃だろうか。昨日に引き続き学校の勉強の話になってしまったが、姪っ子たちが両親に追い立てられるようにして宿題に取り組んで ...

学校の勉強をつまらないと感じるわけ。 2023年8月18日

2023/8/18    , , ,

ポッドキャストにしてもユーチューブにしても、学習系のコンテンツの人気が伸びている。今まで通りのバラエティも好調ではあるのだけれど、そんな中でもじわりじわりと注目を集めているらしい。今に始まったことでは ...

牛と人間のおいしい関係。 2023年8月17日

2023/8/17    , , ,

まだちゃんと勉強していないから、大したことは言えないのだけれど、ふいに思いついたことがある。人類にとっての「牛」って、なんだろうって話。 周知の通り、牛は人類との付き合いの長い動物だ。牛乳は、とても多 ...

「緩み」が「偏り」を生んで「フィット感」を増す。 2023年8月16日

2023/8/16    ,

布は手織りや手編みだと、少し緩みが出てしまうらしい。それは、どうしても糸のテンションが一定にならないから緩んでしまう。なのだけれど、実はその「緩み」が良い働きをすることがあるという。 布自体が緩みを持 ...

食のパーソナライゼーションについて、ずっと考え続けています。 2023年8月12日

この2年間ほどの間、ずっと考え続けていることがある。それは、食のパーソナライゼーションのことだ。健康という視点で考えると、人それぞれに必要な栄養素も摂取過剰な栄養素も違う。だから、遺伝子や腸内細菌を知 ...

会席料理には「革新的」とか「創作」という形容詞が似合わないわけ。 2023年8月11日

たべものラジオでも「今、私達が伝統だと思っているものは、実はそうではないこともある」という話をしている。もう少し正確に言えば、伝統的という言葉が持っている「変わらない」とか「守るべきもの」というイメー ...

「郷土料理」じゃない料理は存在しない世界線。 2023年8月10日

郷土料理の対義語ってなんだろう。とそんなことを考え始めた。今のところ、どこにも答えらしき影も見えていないのだが。そう思い始めたきっかけは、フードテックや食産業に触れていて時のことだ。 料理というのは、 ...

「SKS Japan 2023」の感想。まずは、ただの感想です。 2023年8月3日

「SKS Japan 2023」から少し時間がたった。本当なら、このエッセイもその話題が中心になるはずだし、そうであるべきなんだろうけれど、なかなか筆が進まない。それは、まだ僕の中で発酵が終わっていな ...

「旨い」と「ものづくり」を考える。「旨い」とはなにか。 2023年8月2日

2023/8/2    , ,

旨いってなんでしょうね。と問いかけられた。 「どうされたのですか?」「いや、うちの社長が言うんですよ。旨い酒を作れって。」 そうだよなぁ。旨いって、ものづくりの基準にするにはファジーなのだ。誰かにとっ ...