武藤太郎

1978年 静岡県静岡市生まれ。掛川市在住。静岡大学教育学部附属島田中学校、島田高校卒。アメリカ留学。帰国後東京にて携帯電話などモバイル通信のセールスに従事。2014年、家業である掛茶料理むとうへ入社。料理人の傍ら、たべものラジオのメインパーソナリティーを務め、食を通じて社会や歴史を紐解き食の未来を考えるヒントを提示している。2021年、同社代表取締役に就任。現在は静岡県掛川市観光協会副会長も務め、東海道宿駅会議やポートカケガワのレジデンスメンバー、あいさプロジェクトなど、食だけでなく観光事業にも積極的に関わっている

観光インフラと無料送迎サービス。 2023年9月5日

2023/9/5    , , ,

地方都市で、ある程度の規模を持つ飲食店や宿泊施設はマイクロバスを所有していることが多い。うちは、数年前にやめてしまったのだけれど、駅や自宅までマイクロバスで迎えに行くのだ。 なぜ、こうしたサービスが存 ...

観光産業とガラパゴス化した日本について思う。 2023年9月4日

もうほとんどの人はスマートフォンを使っていると思うのだけれど、まだいくらかはガラケーを使っている人もいるのだろうか。最近は、オンラインストアで携帯電話を購入してしまうから、販売店の事情がわからないのだ ...

ゆっくり思考することのすすめ? 2023年8月30日

SNSというものが嫌いなわけじゃないけれど、弱者だなとは感じている。苦手というか、面倒に感じてしまうのだ。思いついたことをそのまま言葉にすればよいのだろうけれど、それはほとんど毎日のようにブログに書い ...

食文化の庶民化の起点はどこだろう。元禄あたりかな。 2023年8月27日

2023/8/27    , , , ,

そばとインフルエンサーの関係について考えていたら、江戸時代のメディアや文化の動向が気になってきた。長きに渡って、日本の日本らしい文化の根底を成してきたのは禅でもワビサビでも茶の湯でもない。和歌に代表さ ...

江戸そば流行の影にインフルエンサーあり。 2023年8月26日

2023/8/26    , ,

落語を通して見るそばの歴史を振り返ってみる。改めて思い返してみると、本編で語れなかったことがある気がしてきたのだ。 今回のシリーズは、落語という芸能文化というフィルターを通すことで、江戸時文化を蕎麦と ...

かつての農村は、どんな社会だったのだろう。 2023年8月25日

かつての農村とか漁村の社会構造ってどうなっていたのかな。日本という国にある文化の根底って、そういうところにもたくさんあるよね。江戸時代の文化の中心は、江戸であり京や大阪だったかもしれないけどね。そこへ ...

表舞台に登場しない郷土の物語が気になる。 2023年8月24日

2023/8/24    , , ,

日本文化とはなにか、伝統とはなにか。そして、それらを見直した上でこれからの食産業界で、わたしたち日本が存在感を発揮する道を考える。と、そんなことを考える機会があったのだ。これが、なかなか面白い。 なん ...

社会人になったら、好きなことを学ぶ自由が得られる。 2023年8月23日

2023/8/23    , , , ,

たべものラジオのリスナーさんのSNSを見ると、よく書籍に関する話題を目にする。きっと普段から読書をされるんだろう。でも、普段からよく本を読むという人は、少数派らしいのだ。みんなどのくらいの読書をしてい ...

価格とモノの量の関係について考える。 2023年8月22日

こういうことが苦手なんだろうな。主語は「日本人は」とも言えるけれど、「人間は」とも言えるかも知れない。2年ちょっと食を通して歴史や社会を学んで感じたことだ。つい、そうしてしまう。というようなことかもし ...

飲食店は、食に関するメディアのひとつ。 2023年8月21日

昔々、飛鳥時代から奈良時代の税制に租庸調というのがあった。租は米、庸は労働か布など、調は布や特産物が対象だったかな。これ、「しろしめすくに」に通じているんじゃないかと思うんだ。しrしめすっていうのは、 ...