今日のエッセイ-たろう

私達の感じる「食事の価値」ってなんだろう② 2024年10月2日

食事中の環境がおいしさに影響を与えるのだが、それだけではない。食事の前にどんな体験をしたかによっても感覚は変化する。夏の暑い中史跡を観光してきた人、直前までクーラーの効いた映画館で映画を見ていた人、移動中の車の中でぐっすりと眠り込んでいた人。同じものを食べても味の感じ方は違うのだ。もっと言ってしまえば、畑を訪れたり港町の魚市場を訪れた後に食べる料理は、格別においしく感じるかもしれない。そういう感覚が、おいしさを拡張してくれる。錯覚というのは、騙されたということなのだが、おいしさや幸福感を増幅してくれるのならば喜んで騙されてもよいのだ。なにも、絶対値を審査しようという役割を担っているわけではない。ぼくたちは、食事体験が豊かになればそれでいいのだから。

食事体験を豊かにしてくれる大切な要素として、一緒に食事をする人の存在は欠かせない。一人が悪いというわけじゃない。もっとシンプルな話で、少々気まずい関係の人と真正面から向かい合って二人きりという環境なのか、それとも恋人同士なのかでは全く違う。友人同士でも家族でも、嬉しいことを共有するような場になれば、食事体験がより豊かなものになるということは、細かな説明を必要としないだろう。多くの人が体験したことがあるだろうから。

食事体験はコミュニケーションのためのツールとなることがある。よく、「今度食事でも行きましょう」とか「飲みに行きましょう」というセリフを聞くが、あれは「ゆっくり話をしましょう」という意味で使われる。つまり、食事というのはダシでしか無いのだ。一緒にスポーツをしたりボードゲームをしたり、他に何でもいい。ただ、最も簡易的で万人受けするのが食事なのである。それに、人類は原初の頃から複数人で食事をしてきたことも影響があるという。獲物を手に入れたとき、一人では食べ切れない量の食料を誰かと分かち合う集団があった。命がけであったり、そうでなくとも苦労して手に入れた食料を分け合う関係の人間と言えば、当然敵対する人間であろうはずもなく、家族やその周辺の人物だったのだ。大切なものを交換するのではなく分け与え合う関係は、即ち食事をともにする人物であるということがインプットされているのがホモ・サピエンスである。頻繁に食事をともにする人物に対して、仲間意識を持つのも当然の話。コミュニケーションツールとして、最強の座に君臨するのが食事なのだ。日本だけでなく世界各地に存在する「共食」の文化は、食を通じたコミュニケーションである。

食を通じたコミュニケーションは、全く別の角度でも存在している。それは、作る人と食べる人との間のコミュニケーションだ。なに、簡単な話である。いいことがあったから御赤飯を炊くとか、家族の好きな料理を作るとか、そういう話だ。お母さんなにかいいことでもあった?だって、今日はあなたの記念日でしょう。とかそんな些細なコミュニケーションが、当たり前のように展開されている。来客があるから、その人のことに思いを馳せて献立を考えるというのはおもてなしの基本中の基本。たとえそれが少々好みとズレたとしても、自分のことを一生懸命に考えてくれたと言うだけでも嬉しいものだ。言葉に表さなくても、料理はつくる人と食べる人のコミュニケーションツールにもなりうるのだ。本来は料理人もそうであってほしいと思うのだが、初めて出会うたくさんのお客様ひとりひとりのことを考えていては、ビジネスとして効率が悪いと考える人のほうが多い。そんな中でも、なんとか可能性を見出したいと思って飲食店を経営している。

食を通じたコミュニケーションは、実に遠いところまでぼくたちの心を運んでくれる。料理を作る人のことを感じるだけでなく、お米を作ってくれた人、野菜を作ってくれた人、魚を取ってくれた人、そのあいだの流通を支えてくれる人、眼の前にある食事を作ってくれた多くの人たちに思いを馳せることが出来るのだ。作り手の思いと、それを汲み取る食べる人。そういう関係が、錯覚とも言える想像の世界で繋がっていく。それが、おいしさを加速させてくれるのだろう。

さらに世界を広げて考えれば、コシヒカリというお米の世界のスーパースターを生み出した物語や、世界に羽ばたくにぎり寿司が現在の形になって僕達を楽しませてくれるようになったストーリにまで思いを馳せることが出来る。食卓に並ぶすべての食材と料理が、奇跡的な出会いと変化の果に存在していて、その奇跡に遭遇しているような感覚がおいしさを加速させるのだ。

少々誇張気味に書いたが、これはなかなか伝わらない。たべものラジオのリスナーなら、体感しているかもしれないが、一回の食事という短い時間だけで遥か彼方まで思いを馳せるのは難しいのだ。なにしろ、眼の前には愛すべき家族や友人がいて、一人だとしてもスマホやテレビがそばにあるのである。食事というシーンを紡ぎ出す様々な物語に思いを巡らすには忙しすぎる。

だからこそ、知識が必要なのだ。少ないヒントから、ほとんど想像と妄想だけで作り手の思いにたどり着くのは脳の疲労が大きい。リラックスしたいときには、ほとんど放棄したくなるほどだ。だけど、予めそのストーリーを知っていたらどうだろう。ぼんやりとでもいいから、なんとなく聞いたことが有れば、それだけで思いを巡らせるための手助けにはなる。そもそも、そこに意識を向けるきっかけになるのだ。

知識はひけらかすものではない。使うものだ。という信念があるのだが、その知識の使い道にもいろいろある。未来を考えるためのヒントであったり、眼の前の課題を解決する知恵を授けてくれるものであったり、幸福感を高めてくれるものだったりする。食に関する知識は、そのどれにも当てはまるはずなのだが、こと食事の幸福度を高めるという意味では、遠くまで思いを巡らせるヒントになり、それが「おいしさ」を増幅させてくれることに繋がるのだ。

昨今、ガストロノミーツーリズムが流行しているらしいが、そんなものははるか昔からやってきたはずだ。自然薯を担いでお店に届ける人は、店の表からやってくる。立派な自然薯だ。真っ黒に日焼けした顔と、あちこちに泥をつけた姿は、丁寧に一生懸命土を掘り進めた証だ。店の奥に目をやれば、大きなすり鉢でとろろを作っている姿が見える。車の音もBGMもない空間には、調理場の音が届いたかもしれない。東海道を旅する人には、そうした風景が生産者や料理人などへ思いを馳せるヒントになりえたのだろう。

現代では、そうした光景に出会うことが珍しくなってしまった。だからこそ、思いを馳せるためのヒントとしてのガストロノミーツーリズムが存在しており、たべものラジオがあると言ってもいい。

序盤に記した通り、食の何に価値を感じるかと言えば、全てである。マズローの欲求5段解説のように、最下層に「栄養・エネルギー」という価値があり、そのうえに様々なおいしさが積み重なっていくのだ。どの段階のおいしさに強く価値を感じて惹かれるかは、人それぞれだし、状況によって変わる。そういうことなのではないかと思う。

今日も読んでいただきありがとうございます。箇条書きで書き出したりするようなものじゃないと思うんだよね。アンケートで複数回答を得たとしても、整理するときに並行に書き出すような感覚よりも、もっと立体的なんだと思うんだ。音楽とか絵の価値って、いろいろあって一つに絞れない感覚があってね。食もその類じゃないかな。もっと立体的に整理するのがいいと思うだけど、なかなか難しいよね。

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武藤 太郎

1978年 静岡県静岡市生まれ。掛川市在住。静岡大学教育学部附属島田中学校、島田高校卒。アメリカ、カルフォルニア州の大学留学。帰国後東京に移動し新宿でビックカメラや携帯販売のセールスを務める。お立ち台のトーク技術や接客技術の高さを認められ、秋葉原のヨドバシカメラのチーフにヘッドハンティングされる。結婚後、宮城県に移住し訪問販売業に従事したあと東京へ戻り、旧e-mobile(イーモバイル)(現在のソフトバンク Yモバイル)に移動。コールセンターの立ち上げの任を受け1年半足らずで5人の部署から200人を抱える部署まで成長。2014年、自分のやりたいことを実現させるため、実家、掛茶料理むとうへUターン。料理人の傍ら、たべものラジオのメインパーソナリティーを務める。2021年、代表取締役に就任。現在は静岡県掛川市観光協会副会長も務め、東海道宿駅会議やポートカケガワのレジデンスメンバー、あいさプロジェクトなどで活動している。

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