“深夜帯に「休憩時間を過剰取得」で懲戒”というニュースを見た。別に、この件について意見があるわけじゃない。ただ、ちょっとした違和感を覚えたのだ。しばらくニュースのことは忘れていたのだけど、今頃になって違和感の正体に気がついた。 それは「そもそも“時間で働く”という概念が実態に即しているのか?」という、問いとして湧き上がってきた。 働くことは暮らしの一部 現代では、多くの人が生活空間と職場が分かれている。自営業者ですら“通勤”している人も少なくない。だけど、人類は長いあいだ日常の暮らしと働くことは地続きで、 ...