今日のエッセイ-たろう

これからの旅行と江戸文学。2023年1月7日

観光協会のイベントで講話を聞く機会がある。基本的に毎年実施していて、これからの観光施策を考える上でもいろいろと考えたり学んだりという企画なのだ。実は、毎回楽しみにしている。

ただ、時々はちょっとなあと思うこともあるのだ。

いつのことだったかは忘れてしまったが、少なくともコロナ禍ではある。その時の演題が「ポストコロナ時代の観光について」というようなものだったから、それだけはわかる。色々とエビデンスというか、主旨の根拠となっている事柄としてユヴァル・ノア・ハラリ氏のサピエンス全史とか、あれこれ紹介されてたな。観光の未来にサピエンス全史が関わってくるとは考えにくいのだが。

とりあえず、主旨だけはわかった。これからの旅行はリアルではなくヴァーチャルに移行する。これだ。御本人の体験からしても、旅行先で直接触れなければならないようなことはほとんどなかったらしい。食べ物だって、その地でなければ食べられないようなものはほとんど無いし、美味しいと感動するようなものにも出会っていないと。仕事柄世界各地を巡ったが、旅行というのはそんなものだというのである。

今日は、これについて論じて見たいと思う。最初に言ってしまうが、ぼくはこの考えに対して否定的な立場を取っている。直感と反している部分もあるし、論拠も薄いからだ。

最初にデータでわかっているところで言えば、食の話になる。旅先における満足度に関するアンケート調査がある。その旅行の満足度を左右する要素は、何があってどの比重が高いのか。である。この調査で明らかになったことは、「食べ物が美味しい」や「非日常の食体験」といった食に関する項目が上位を占めていて、「食事が美味しかった」という項目が満足度を左右する指標として40%を超えていたのである。日本人だけでなく、複数の国で同様の傾向が見られるらしい。大学の研究機関による調査であるので、それなりに信用して良いと思う。

まず、「旅行における満足度は旅先の食によって左右される」ということは事実だとしても良さそうである。

ここで、気をつけなければいけないのは、このアンケートが「旅行に行く」ということを前提にしていることだ。ヴァーチャルツアーのように、「行かない」を前提にしたものではない。ヴァーチャルツアーであれば、その場所の名物を自宅に取り寄せて、映像を楽しみながら食事をしてもよいわけだ。さて、ヴァーチャルツアーにおける「満足度に影響する因子」は何が重要になるのだろうか。これについては、全くデータが無いので不明である。

ここからは、僕の持論。食文化というのは、各地の自然環境や気候、社会文化、慣習に大きく影響されている。冬の寒い時期だったら、キンキンに冷えたそうめんよりも温かい鍋料理のほうが美味しく感じられる。かき氷よりはお汁粉だ。1月にヴァーチャルツアーを楽しむのであれば、常夏の国は気候が合わない。できれば同緯度の国がおすすめということになる。

気温以外にも、空気という要素もある。案外これが大きいのじゃないかと思うのだ。例えば、海辺の匂いや山の匂い、植物の匂いが漂う。町だとしても、地域によって感じられる匂いはそれぞれに違う。町の屋台や飲食店から漏れる食べ物の匂いや、生き違う人達の香水の匂いというのもある。各家庭から漏れてくる炊事の匂いもあるかもしれない。こうした「環境の匂いを持ち運ぶ」のは現在のところ実現していない。

社会文化や慣習というのは、食事の前後で体験するものだ。いや、最中でも現地の人と会話することもあるし、見るだけということもある。BGMだって日本のそれとは異なるだろう。食事の前に何を見て、何を体験して、どの程度現地の一般生活に触れていたかによって、食体験の解像度は変化するように思える。確かなエビデンスはないのだが、個人的な感覚ではそういうことになる。家の中で食べるおにぎりよりも、自分の足で歩いて登った山の上で食べるおにぎりが美味しく感じることがある。もちろん、その逆もある。この感じ方の変化をもたらすものが、かならずあると思うのだ。そして、それはあまりにも微細な体験の積み重ねであって、一つ一つを自覚することが困難なのだろう。認知することのない細かな出来事を、体のすべての感覚で感じ取っていて、それがなにがしかの影響を与えているのじゃないかと想像している。

たぶん、この部分に関しては食限った話ではないと思う。美術品を画面で見る、プリントで見る、レプリカで見る。自宅で見る。美術館で見る。海外の美術館で見る。すべてが違った体験になるのじゃないかと思う。

と、上記では否定的な意見をあげてきたのだけれど、ヴァーチャルツアーに対して否定的なわけでもない。結構楽しいとすら思っている。ぼくが、講師の意見に否定的なのは「置き換わる」という部分。置き換わるのではなくて、旅行というものが段階的になるという意見である。

高級ステーキと安いステーキと、それから代替肉があったとする。それは、消費者の都合によって選択されるものであれば良い。そういう感覚。時と場合、好みによって、どのレイヤーの旅行を選択するかというだけのことである。

現在、新型コロナウイルスの流行のせいで、旅行に対して抑制的である。江戸時代は自由に旅行できない環境だった。このふたつは、原因こそ違えど旅行に対して抑制的な蓋が被せられているという意味では似ている。

興味深いのは、東海道中膝栗毛が描かれた頃の伊勢神宮の参拝客が年間7万人程度。昨年が10万人程度。交通の便や、その他の観光地の存在を考えれば、江戸期の伊勢参りが活況だということがわかる。意外と工夫して旅行にでかけているのだ。歴史の教科書に登場する「講」という仕組みによって成り立っていたという部分もある。神社の参拝は他の旅行とは別という、言い訳のようなものもある。これらは、全て旅行に行きたがった人々の工夫なのだ。

工夫といえば、旅行に出かけられない人たちもヴァーチャルで旅を楽しむ工夫をしている。葛飾北斎の富嶽三十六景や、歌川広重の東海道五十三次がそれである。実際に行くことは出来なけれど、数百円から数千円の浮世絵を見て「ああ、ここはこんな風景なんだな」とか言いながら楽しんだ。時には、東海道を実際に歩いた人の話を聞くときにも浮世絵を眺めていたかもしれない。絵だけじゃなくて、物語も人気だった。十返舎一九の東海道中膝栗毛。弥次喜多コンビがドタバタ劇を繰り広げる、なんとも下世話でどうしようもないコメディのような話だ。弥次郎兵衛はちょっとばかりインテリなところがあって、旅先でいちいちうんちくを語るのだ。これが、いい具合に旅行ガイドになっている。広重の浮世絵と弥次喜多の話を組み合わせれば、もう伊勢参りのヴァーチャルツアーなのだ。

こうしてみてみると、だ。同じではないにしろ、現代も江戸時代も似た部分があるように思える。なにか、次のステップを見出すためのヒントが隠されているのだろうと思う。旅行はヴァーチャルツアーに置き換わることはない、旅行の楽しみのうち一部を抜き出して楽しむという新しい旅行のスタイルとしてヴァーチャルツアーが加わる。だとしたら、本物の旅行をどの様に見せるのか、ヴァーチャルツアーをどの様に仕立てるのか、これ以外になにがあるのか、ということを戦略的に考えてくということだろう。ここから先はマーケティングの世界の話になるので、今回は割愛する。

今日も読んでくれてありがとうございます。歴史を学んで活用することのお手本みたいな話になっちゃったな。似たような構造を探してきて、アナロジーで考える。とまあ、そんな感じなんだろうね。さてさて、サピエンス全史と旅行ってどこでどう繋がったんだろう。読みかけで積読になってるからな。スキをみつけて続きを読むか。

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武藤 太郎

1978年 静岡県静岡市生まれ。掛川市在住。静岡大学教育学部附属島田中学校、島田高校卒。アメリカ、カルフォルニア州の大学留学。帰国後東京に移動し新宿でビックカメラや携帯販売のセールスを務める。お立ち台のトーク技術や接客技術の高さを認められ、秋葉原のヨドバシカメラのチーフにヘッドハンティングされる。結婚後、宮城県に移住し訪問販売業に従事したあと東京へ戻り、旧e-mobile(イーモバイル)(現在のソフトバンク Yモバイル)に移動。コールセンターの立ち上げの任を受け1年半足らずで5人の部署から200人を抱える部署まで成長。2014年、自分のやりたいことを実現させるため、実家、掛茶料理むとうへUターン。料理人の傍ら、たべものラジオのメインパーソナリティーを務める。2021年、代表取締役に就任。現在は静岡県掛川市観光協会副会長も務め、東海道宿駅会議やポートカケガワのレジデンスメンバー、あいさプロジェクトなどで活動している。

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