今日のエッセイ-たろう

食品産業の課題を妄想してみた。 2023年4月10日

家庭での調理は比較的手間の掛からない料理が多い。と考えられている。何と比較するかによるけれど、特別なことでもなければ、時間も手間もかからない料理が伝統的に食べられてきたようだ。

そうは言っても、朝からご飯を炊いたり、味噌汁を作ったりするのは大変じゃないか。という声もある。たしかにその通り。ただ、それは現代のライフスタイルだから面倒なことになってしまったのじゃないかと思うのだ。

例えば江戸時代の庶民の朝食は、ぼくらの感覚よりも少し遅いことが多かったらしい。農家では、朝早くに野良仕事をして、その後に朝食ということになる。家族で役割を分担して、朝食を作っていたのだろう。江戸の町では、なかなかそうはいかなかったかもしれないけれど、ご飯は炊いて味噌汁の具材などは棒手振りから購入する、などの様々なスタイルが生まれていったようだ。

よく考えてみれば、味噌汁は世界有数の簡単スープだ。味わいのある具材を鍋に放り込んで、ある程度したら味噌を投入するだけ。具材から滲み出る出汁と、味噌自体が持つ旨味で十分に美味しい。ちなみに、昆布と鰹の合わせ出汁が基本だ、という概念が一般家庭に普及するのは戦後のことだ。同じ話を何度もするのだけど、出汁はすなわち合わせ出汁だ、とか、正しい出汁、とか言った固定概念は忘れた方がいいと思う。

味噌汁やパンのように「家庭での調理」が比較的楽ちんなものも、食材の流通経路全体を見ればかなり手間がかかっている。

当たり前だけど、小麦を製粉して練って発酵させて焼いたものがパン。ヨーロッパの街角で日常食として販売されているパンは、家庭の外で誰かが手間をかけたものだ。インドのパンでお馴染みのナンは、日常食ではない。インドで日常的に食べられているパンはチャパティという不発酵パン。全粒粉をこねてフライパンで焼くというシンプルなもの。ナンを家庭で焼くのは、手間がかかるしコストがかかるのだそうで、あまり一般的ではないという。

パン一つとっても、商流全体では、手間のかかり方はだいたい同じくらいになるのかもしれない。ちゃんとコスト計算しているわけではないのだけど、感覚的にはそんなふうに見える。

手間のバランス。つまり、自分の手間と、市場の手間のバランス。仮に、これらの総和が同じだとする。そうすると、ぼくらが精米された米を購入するのは、小麦粉を購入するのと同じタイミングということ。逆に、パンを買うということは、炊きあがったご飯を購入するということになる。収穫してから口に入るまでのステップを一直線の工程に並べると、家庭に届けられるタイミングが違うということ。

お米を購入するのと、パンを購入するのでは、どちらが高額になるかは一目瞭然。例えばカロリーあたりの単価とか、重量あたりの単価みたいにして価格比較をすれば、手間のかかっている分だけ価格が高くならなければバランスが悪い。

世界市場で流通している小麦と日本の米の価格差を考えると、確実に日本産の米のほうが高い。籾殻の状態であれば、そうだろう。ただ、口に入るタイミングまでを考えると、案外日本の米のほうが安かったりするのだ。自分が手間を引き受ける分だけ安いということになるのだろう。

こうした前提があるから、日本の米は高品質化、高級化路線を歩むことができたと言えるかもしれない。日本一有名なコシヒカリは、美味しいし収量も多い。ただ、稲自体はあまり強いとも言えず、倒れやすいという弱点もある。そこを、農家さんの努力でカバーするという方法で実用化させてきたわけだ。品質が高くて手間がかかるのだから、その分だけ価格が上昇するのは自然なことなのだろう。

さて、ここまで考えてみて気がつく課題がある。ひとつは、日本の経済が停滞していることだ。高級路線は、日本経済が成長しているときにはドンドン売れる。けれども、停滞していたり下降トレンドの場合には売れなくなって、多少品質が劣っていてもなるべく安いものを選ぶ消費者の比率が高くなってしまう。日本の米は、基本的に内需に頼っているから、国内経済に大きく左右される。

もう一つは、家庭における調理時間が減少していることだ。ロングテールニーズに示されるように、料理を楽しむという文化はあるが、今のところは少数派である。どちらかというと、ビジネスなどで忙しい人たちはなるべく食事の時間を短くしたい。食べる時間ですらそうなのだ。調理にかけられる時間はほとんど消失している。すでに上海などでは、「料理をすることは大好き」と言いながら、「料理は週末に楽しむもの」という世代が急増しているという。実用から趣味の世界へのシフトが進んでいるそうだ。屋台文化が発達していて、そこにデリバリーが融合した地域ならではの状況かもしれない。ただ、日本もこれに近い現象が起きても不思議ではない。

高級食材の加工を市場に任せることが増えていけば、それだけ生活コストは上昇する。ただ、これは業界的に見れば悪いことではないだろう。食品産業界は、市場が拡大するということだから成長領域を得ることになるのだ。実際、ベースフードなどの完全栄養食品は朝食市場を中心に急成長している。

これからも、様々な料理がアウトソーシングされていくことになるだろう。ぼくの友人にも、天ぷらは家庭ではなく外食で食べるもので、家庭で作るのは特殊なケースだと認識している人がいた。すでに、この流れは始まっていると見てもよいだろう。

元々「料理」という言葉は、飲食店などの高度なものを指すものだったという。料亭の味を自宅で楽しむというキャッチコピーから、「家庭料理」という相反する言葉を組み合わせた造語が生まれたわけだ。いま、再び「家庭調理」へと回帰するのかもしれない。

これを良いとか悪いとか論ずるのは、ナンセンスだろう。仮に、このような状況が出現したとき。それが加速する時、どのように振る舞うのかが問題だ。つまり、行動や仕組みを変えていくということだ。そして、変革を起こすときは、それによって新たに生み出される価値と、同じ原因で失うものの両方を並べてみる必要があるだろう。シンプルなメリット・デメリットでは片付けられないものがテーブルに並べられる。そして、そのどちらも捨てがたいという感情と向き合うことになるだろう。今から妄想をしておくことも、決して無駄ではないかもしれない。

今日も読んでくれてありがとうございます。思考がぐるぐると回って、発散してしまった。特に言いたいことがあったわけじゃないんだけどね。事実っぽいことと、直感を組み合わせていったら、こんな展開になっちゃった。同じファクトを並べても、アナザーストーリーがありそうだよね。面倒なんけど、結構面白い。

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武藤 太郎

1978年 静岡県静岡市生まれ。掛川市在住。静岡大学教育学部附属島田中学校、島田高校卒。アメリカ、カルフォルニア州の大学留学。帰国後東京に移動し新宿でビックカメラや携帯販売のセールスを務める。お立ち台のトーク技術や接客技術の高さを認められ、秋葉原のヨドバシカメラのチーフにヘッドハンティングされる。結婚後、宮城県に移住し訪問販売業に従事したあと東京へ戻り、旧e-mobile(イーモバイル)(現在のソフトバンク Yモバイル)に移動。コールセンターの立ち上げの任を受け1年半足らずで5人の部署から200人を抱える部署まで成長。2014年、自分のやりたいことを実現させるため、実家、掛茶料理むとうへUターン。料理人の傍ら、たべものラジオのメインパーソナリティーを務める。2021年、代表取締役に就任。現在は静岡県掛川市観光協会副会長も務め、東海道宿駅会議やポートカケガワのレジデンスメンバー、あいさプロジェクトなどで活動している。

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